忙しさの中の余白

 

 

5月。

テスト対策の時期。

高校説明会の準備。

忙しさが日ごとに増していく。

 

だからこそ、意識していることがある。

 

本を読むこと。

掃除をすること。

そして──

「与える心」を忘れないこと。

 

人は、忙しくなると

つい自分のことで精一杯になる。

それは人間の「認知資源」が限られているからだと、心理学では言われている。

 

でも、それに気づいたとき、

意識して「誰かのため」を考えることが

心の余白を守る力になる。

 

「何をしてあげれば喜ぶだろう?」

「今、自分にできる小さなことは?」

そう問いながら、

私は今日も、生徒一人ひとりに

声をかける。

 

 

「思いやりとは、他人の目で世界を見ること。」
— アルフレッド・アドラー

 

 

「最近、どう?」

「困っていることはない?」

「がんばってるね」

 

教育は関係性の中で育まれる。

これはヴィゴツキーの“発達の最近接領域”の考えに通じる。

言葉のやりとりが、

学びを広げ、心をつなぐ。

 

ひとつひとつの声がけが、

その子の未来に届いていく。

 

 

 

この曲はキャロル・キングが1971年に発表したアルバム『Tapestry(つづれおり)』に収録され、自ら作詞作曲を手がけました。同年、ジェームス・テイラーがカバーし、全米Billboard Hot 100で1位を獲得。グラミー賞でも最優秀楽曲賞を受賞し、世界中で愛されるスタンダードに。


“You just call out my name, and you know wherever I am, I’ll come running…”
つらいとき、孤独なときでも、あなたには味方がいる──そう語りかける一曲。

 

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるMANALABO代表。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。
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