学力向上爆裂 松江塾 授業見学に行く【後編】

の続きです。
でも、ここからが本番で・・・
チェックテストが終わった後、
真島先生の二字熟語の組み立てについての授業が始まった。
二字熟語には、重なった上下の言葉の組み合わせに意味がある。
似た漢字を重ねたものであったり、
反対のものであったり、
組み合わさった漢字同士の関わり方を教え、
熟語の意味を捉える授業。
でもね、授業じゃないんです。
言葉では、上手く形容できないんだけど、
端的に言えば「会話」かな?
「先生1人」 対 「数十人の生徒」の会話。
でも、これって、基本成り立たないんです。
メチャクチャ難しい。
私には、無理。
だって一度に数人の話を聞き分けて理解したといわれる古代の偉人、
聖徳太子だって10人が限界なんですから
でもこれをやっちゃう。
強弱を考え、かみ砕いて、かみ砕いて生徒達にわかりやすく、
でも決して、答えを伝えるんじゃなく、
自分で考えて答えを導き出せるように
先生が子供達を導いていく。
ゲラゲラ笑ってるんですよ。
子供達が・・・
それを見て私も、見学しているのを忘れてニコニコ笑っちゃう。
でも、決して脱線しない。
大事な時には、「目で聞きなさい」と生徒を制する。
そう絶対に、脱線しない。
そう思っていると・・・
1人の男の子が大きな声で・・・
と言ったんです。
その瞬間、ニコニコ笑っていた私の背中に
ゾクゾクゾクゾクと電流が流れ、
涙が溢れてきた。
笑いながら、涙が出てきちゃうんだから。
不思議な感覚。
授業で、子供達が感動して、
「すごいな日本語って!」言った時点で
もうその授業って成功以外のなにものでもない。
でも、この光景が松江塾では、ごくごく当たり前の日常なんだと感じた。
あとアルバイト講師達の動きに
本当に感心させられた。
私が今まで見てきたどこの塾のアルバイト講師達よりも
気遣いが出来、自立していた。
また、その詳細は、このブログで紹介するチャンスがあれば綴ってみたいと思う。
今回ほど、他塾見学して学ぶことが多かった塾はなかった。
感謝しても感謝しきれない。
その感謝を形にすべく、未来義塾を
更に進化した塾になるように行動していく。
絶対。
真島先生、ありがとうございました。

守田 智司

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