
昨日、思い切って髪を切りました。
ここ数年で一番短く、坊主一歩手前の長さ。
耳の周りはわずか2mmほど。
気分を変えたい、何かをリセットしたいという強い思いでハサミを入れました。
むやむやと考えていても答えが出ない時があります。
そんな時こそ、まずは何かを“変える”という行動が必要なのかもしれません。
私にとってその最もシンプルで、最も効果的な方法が「髪を切ること」なのです。
心理学的には、髪を切ることは「自己変容」のきっかけになります。
外見を変えることで、自分に「変化した」「新しくなった」と暗示をかける。
この内面への働きかけが、気分の切り替えや新しい一歩への後押しになるのです。
社会学的にも、外見の変化は他者との関係に影響を与えます。
人は見た目に反応し、そこから新しいコミュニケーションが生まれる。
つまり、髪を切ることは、自分自身だけでなく、周囲との関係性にも変化をもたらすのです。
教育の視点から見ると、停滞や行き詰まりを感じた時こそ「リセットする力」が重要になります。
どんなに頑張っていても、ふと立ち止まることもある。
そんな時は、無理に前に進もうとするのではなく、一度ゼロに戻って、再スタートする準備をする。
それこそが、継続して成長するための知恵だと私は思います。
私のように「髪を切ること」でそれができるなら、これほど手軽で確かな方法はありません。
たった数千円で、心をリセットできる。これは本当にすごいことです。
ファッション界の伝説、ココ・シャネルはこう言っています。
“A woman who cuts her hair is about to change her life.”
「髪を切る女性は、自分の人生を変えようとしている。」
この言葉の本質は、女性だけのものではないはずです。
年齢も性別も関係なく、「変わりたい」と思ったとき、人は髪を切るのかもしれません。
ゼロベースの自分に戻って、また一歩を踏み出す。
5月に向かって新しいスタートを切っていきますよ!

守田 智司

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