墓参りを通して見出した大切さと幸せの尊さ

先月末、娘が留学する前に、
家族で光昌寺へお墓参りに行って来ました。
その日は蝉の鳴き声が響き渡り、太陽が照りつける暑い日差しの中でした。
祖母と祖父が眠るお寺は、
私の少年時代と変わらぬ古い手押し式ポンプの井戸があります。
井戸から湧き出る水は、
夏には冷たく、
手に触れると心地良さを感じるものです。
井戸の水が手のひらに溢れ、
桶に水が満たされる光景は、
幼少の頃から変わらず、
私の心に深く刻み込まれています。
お墓の周りの雑草を引き抜き、墓石に水をかけて手で触れる。
私の父や母を見ていたように、
娘も柄杓で打ち水をして、
生花を添えました。
墓石が美しく整えられると、静かに線香を供え、
妻と娘と私の3人は並んで手を合わせました。
そっと目を閉じ、健やかな日々への感謝の気持ちを込めて、
日常の些細な出来事を報告しました。
私は、こう思うのです。
この穏やかな時間は、私にとって大切な家族との絆を再確認する場でもあると。
お墓参りの儀式を通して、
先祖から受け継いだ思いやりと
感謝の心を次代に伝えていくことの重要さを改めて感じたのでした。
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守田 智司
愛知県蒲郡市にあるMANALABO代表。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。

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