令和7年度愛知県公立高校推薦選抜合格者数・倍率【三河学区】
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今日は、令和7年度愛知県公立高校入試(三河地区)の推薦入試合格者数について、簡単に分析と考察についてお伝えたいと思います。
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令和7年度 公立高校推薦選抜の合格者数について(考察)
本日、愛知県教育委員会から令和7年度の公立高校推薦選抜の合格者数が発表されました。
三河学区の動向を中心に、全体的な傾向を整理してお伝えします。
1. トップ校の倍率の変化
三河学区のトップ校とされる 刈谷高校・岡崎高校・時習館高校 では、昨年度と比較して推薦選抜の倍率が若干低下しました。
ただし、依然として 2倍以上 の倍率は維持されており、高倍率であることに変わりはありません。
- 岡崎高校:2.7倍
- 刈谷高校:2.2倍
- 時習館高校:1.7倍
このことから、推薦選抜を狙う受験生は一定数存在するものの、極端に高い倍率とはなっていないことがわかります。
2. トップ校の特色選抜の志願状況
トップ校における特色選抜の志願状況を見ると、特色選抜での合格を狙う受験生はほとんどいない ことが明らかになりました。
- 刈谷高校:特色選抜の定員は10名でしたが、志願者は0名 でした。
- 岡崎高校:特色選抜の定員は5名に対し、志願者は4名でしたが、合格者は0名 という結果でした。
このことから、トップ校において特色選抜での合格を狙う傾向がほとんど見られないことが分かります。
3. 中堅校の倍率動向
中堅校(岡崎西高校、豊田高丘高校、岡崎北高校、刈谷北高校)の推薦選抜の倍率は 比較的安定 しているものの、刈谷北高校に関しては 3.0倍 とトップ校並みの高倍率となりました。
- 刈谷北高校:3.0倍(志願者116人、合格者39人)
- 昨年度の刈谷北高校の倍率:3.1倍(昨年並みの倍率)
このように、中堅校の中でも特に人気のある高校では引き続き高倍率が続いています。
4. 専門学科の倍率の傾向
専門学科については、志願者数と合格者数の倍率が 1.0倍前後 のところが多く、推薦選抜では ほぼ合格 できる状況になっています。
ただし、例外として 刈谷北高校の国際探求科(2.1倍)や三谷水産高校の海洋資源科(3.0倍) では依然として高い人気が見られました。
一方、特色選抜 では専門学科の倍率が上昇しており、推薦選抜よりも競争が激しくなっている傾向が見られます。
まとめ
- トップ校の推薦選抜倍率はやや低下 したものの、依然として高倍率(2倍以上)。
- 岡崎高校の特色選抜は志願者がゼロ となり、特色選抜での合格を狙う受験生が減少。
- 刈谷北高校の推薦選抜は3.0倍 とトップ校並みの高倍率を維持。
- 専門学科の推薦選抜はほぼ合格 できる状況だが、特色選抜の倍率は上昇傾向。
今後の高校受験においては、推薦選抜と特色選抜の倍率の違いを考慮しながら、どの方式で受験するか慎重に戦略を立てる必要がある でしょう。
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守田 智司
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