共通テスト後の受験校決定と二次試験対策準備の重要性
共通テスト後の受験校決定と二次試験対策の重要性共通テストが終わり、受験生たちは自己採点を行い、その結果を基に志望大学や二次試験の受験校を決定する大切な時期を迎えています。
私の塾でも、生徒たちが相談や報告に来てくれています。
その中で具体的にどのような話し合いをしているのか、また、どのような準備を進めているのかをまとめました。
自己採点と現状分析
共通テストの自己採点結果を基に、以下のポイントを確認しています.
- 全国平均点や志望大学のボーダーラインと比較し、生徒の得点がどの位置にあるのかを把握。
- 模試などで得られる判定(A~E判定)を参考にし、合格可能性を具体的に評価。
志望大学の選定
まず、生徒が目指す第一志望校が現実的かどうかを話し合います。特に以下の点に注目します
- 第一志望校のボーダーラインを超えているか。
- 大学ごとの二次試験の配点や出題傾向を確認し、生徒の得意科目が活かせるかどうかを検討。
- 他の受験生の動向や倍率の推移も考慮。
その上で、生徒の希望や適性を考慮し、安全校、挑戦校、実力相応校のバランスを提案しています。
家族との連携と選択肢の提示
志望校決定においては、受験生本人だけでなく、家族との相談も重要です。
そのため、複数の選択肢を提示し、慎重に選べるようにサポートしています。
二次試験対策の重要性
共通テストが終わったとはいえ、二次試験までの時間は限られています。この1か月でどれだけしっかりとした準備ができるかが合否を分ける大きなポイントとなります。
具体的には:
- 過去問演習:志望大学の過去問を解き、出題傾向や対策ポイントを確認。
- 小論文対策:小論文が課される大学の場合、過去問を基にテーマの傾向や書き方を具体的に指導。
- 得意科目の強化:二次試験で高配点の科目に集中して取り組む。
実際の指導事例
ある生徒が共通テストの自己採点結果を持って相談に来てくれました。この生徒とは以下のような話し合いを行いました.
- 共通テストの得点を基に志望大学を検討。
- 大学ごとの二次試験科目と配点を確認し、得意科目が活かせるかを検討。
- 小論文の過去問を一緒に確認し、具体的なアドバイスを実施。
約1時間の面談の中で、大学の選定から二次試験対策の初期準備までを一緒に進めました。
このような時間が生徒にとっても非常に重要だと感じています。
最後に
共通テストに向けての準備も大変なものですが、二次試験対策はさらに短期間で集中して行う必要があります。
この限られた時間の中で、生徒が最大限の力を発揮できるよう、私も全力でサポートしていきたいと思います。
引き続き、生徒一人ひとりに寄り添った指導を心がけ、志望校合格に向けて共に努力していきます。
守田 智司
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