「アップデート」チャンギ空港にて【塾長シンガポール日記➀】

昨日、6時間余りのフライトを経て、無事にシンガポールのチャンギ国際空港に着陸した。
飛行機を降りて、ターミナルからエスカレーターを使い1階へ向かう。最初の関門は、入国審査―イミグレーションだ。

20年前の経験を引き出すと、あの頃は審査官との対面が当たり前だった。
“What’s the purpose of your visit?” なんて質問され、こちらは「sightseeing」と答える。
そして5分、10分、時には15分もかかるやり取りだったことを思い出す。
しかし、今はデジタル化が進み、まったく様子が違う。
入国審査官に導かれるまま、専用の機械にパスポートを読み込ませて、再び顔や虹彩、指紋をスキャン。
あっという間に、わずか1分足らずで審査が完了した。
さらに、事前にSG Arrival Cardに登録しておいたメールアドレスには、滞在可能日数が記載された電子訪問パス(Eパス)がその後に送られていた。
20年前の記憶がいかに更新されていなかったか、そしてそのギャップに驚きを感じた瞬間だった。

これを機に、自分の中の古い情報を新しくアップデートできたことが、今回の旅での貴重な体験となった。
やはり、旅は学びである。
そして、入国審査の様子が面白くて、ついカメラで撮影してしまったのだが、入国審査官にすかさず「お前、あれが読めねえのか?」と、
指差された先には “No Photos” の文字が。
まったく気づかずに興味津々で写真を撮っていたら、ものすごい勢いで怒られ、目の前でスマホの写真を削除させられてしまった。
何ともお恥ずかしい。60歳ひさびさにメチャ怒られました。
いやはや、本当に「アイムソーリーヒゲソーリー」状態だった。
皆さんも、こういった場所ではくれぐれも気を付けてくださいね!


守田 智司
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