変わること

 

今あらためて強く感じている。

 

企業が存続し、時代を越えていくためには——

 

「一つの収益源に頼らず、複数の柱を持つ」こと。

 

そして、「変化を恐れず、新しい事業に踏み出す」こと。

 

それは、単なる戦略や経営判断ではない。

 

生き残るための、本能的な知恵だと思う。

 

 

富士フイルムは写真フィルムが終わったあとも、

 

医療、化粧品、バイオ分野へと歩を進めた。

 

コマツは重機メーカーから、IoTとデータで工事現場全体を支える“現場の頭脳”に進化した。

 

日立製作所はスマート工場、エネルギー管理、公共インフラの革新で、今や「社会のOS」のような存在に。

 

パナソニックは白物家電の時代から、EV電池・法人向けソリューションのトップランナーへ。

 

ヤマダ電機は家電販売の王者から、住宅・家具・リフォームといった「暮らし丸ごと」を支える企業へと脱皮した。

 

カゴメはジュース屋から、健康を届ける食品科学の会社へ。

 

吉野家は牛丼だけでなく、うどん、寿司、冷凍食品と、多様な食のライフスタイルに寄り添う企業へと姿を変えた。

 

 

 

どの会社も、変わることを恐れず、むしろ貪欲に「変わること」へ向き合っていた。

 

だからこそ、10年後、100年後もその名前が残っていく。

 

そして、これはきっと企業だけの話じゃない。

 

人も、同じだと思う。

 

たった一つの自分にとらわれるのではなく、

 

新しい自分に向かって、いくつもの軸を持って生きる。

 

過去のやり方や肩書きにしがみつかず、

 

変わることを恐れず、変わることに挑んでいく。

 

だからこそ人生は、面白い。

 

続いていける。進んでいける。

 

今、はっきりと思う。

 

もっと大胆に変わっていこう。

 

昨日の自分ではない自分に、明日また出会うために。

 

今日学んだ企業の「変化」に、心から感謝したい。

 

そして私自身もまた、変わっていくことを生き方にする。

 

 

“The measure of intelligence is the ability to change.”
Albert Einstein

「知性の真の尺度とは、変化する能力である。」
― アルバート・アインシュタイン

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるMANALABO代表。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。