1位

先日、とても嬉しい知らせがありました。
マナラボに通う中学3年生のひとりが、1学期の中間テストで学年1位を取りました。
定期テストでの1位は今回が初めてのことでした。
ただ、ここで伝えたいのは「順位」そのものではありません。
今回の結果は、地道な努力の積み重ねによってつかみ取ったものだったからです。
前回のテストでは思うような結果が出ず、
どの教科で、なぜ点が取れなかったのかを一緒に振り返り、
改善のための具体的な行動を早い段階から始めました。
マナラボに通う回数を増やし、学習の習慣を見直し、
「次こそは結果を出す」という強い気持ちを持って、
毎日の学びに向き合い続けていました。
私がこれまで35年間、学習塾で多くの生徒たちと向き合ってきた中で強く感じているのは、
本当に成果を出すのは、素直に努力を重ねられる人だということです。
将棋の羽生善治さんは、こう語っています。
「報われるとは限らない中で、情熱と気力をもって挑戦し続けられること。それこそが才能だ」と。
まさに今回の取り組みは、報われる保証のない中で、
それでも諦めず、粘り強く努力を続けた結果だったと思います。
マナラボは大手の進学塾ではありません。
少人数で、地域に根ざし、一人ひとりに向き合う場です。
その中で得たこの結果は、
「特別な能力があったから」ではなく、
「当たり前のことを、あきらめずに続けたから」得られたもの。
才能とは、生まれつきの資質ではなく、
「努力を続ける力」なのだと、あらためて教えられました。
守田 智司
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