中3C君が苦手科目で平均点+36点アップ

今回は、英語に苦手意識を持っていた中学3年生C君が、定期テストで平均より36点も高い得点を出すまでに成長した実例を紹介します。英語がずっと苦手だったCさんですが、ただ「苦手」と諦めるのではなく、「変わりたい」という思いから行動を変えていきました。
成績アップの理由①
課題を早めに終わらせ、反復する学習へ/Cさんは、テスト範囲の課題をなるべく早めに終わらせ、そのあとに2回通り学習し、間違えた箇所は3回以上繰り返して解き直すことを実践しました。これは教育心理学でいう「分散学習」と「反復学習」の組み合わせです。時間をあけて何度も繰り返すことで、記憶の定着率が高まりやすくなることが研究でも証明されています。
成績アップの理由②
「授業への参加」が学びの質を変えた。/英語が得意ではない中で、あえて授業中に発言することを自分に課したCさん。そのために前日の夜に授業内容を予習してから授業を受けるようにしました。この姿勢は、「能動的学習(アクティブラーニング)」の好例です。心理学では、自ら行動を起こすことによって記憶や理解が深まりやすいとされています。
成績アップの理由③
「予習 → 授業 → 復習」の流れが定着を生む。/Cさんは、前日に予習、授業で発言、授業後に自主学習という3段階の学習サイクルを実践しました。教育学ではこのような学びの流れを「学習のスパイラル化」と呼びます。一つの単元を複数の角度から繰り返し学ぶことで、理解がより深く、実践的な力へとつながっていきます。
成績アップの理由④
「苦手」を理由にしない、小さな挑戦の積み重ね。/発言が苦手でも、「いきなり完璧にやろう」とはせず、まずは単語を読む・書くところから準備するという、小さな行動を積み重ねていきました。このような学習姿勢は、「スモールステップ学習」と呼ばれ、特に苦手意識がある教科に対して有効です。無理なく自信を育てていく段階的な学び方が、最終的に大きな成果を生みました。
先生からのコメント
C君の取り組みで印象的だったのは、「課題をこなすだけでは点数は上がらない」と自分で気づいたことです。そして、それを行動に移し、予習・復習・発言という「授業+自主学習」のサイクルを作り上げたことが、今回の成果につながったのだと思います。“授業を受けっぱなしにしない”という意識が、英語への苦手意識を乗り越える大きな一歩になったのではないでしょうか。
苦手な科目も、「やり方」と「行動」で変わる英語に限らず、苦手な科目を克服するには、ただ問題を解くだけでは足りません。自分に合ったやり方を見つけ、行動に移すことが何より大切です。
C君のように、
・早めに課題に取り組む
・繰り返し解く
・予習と復習を組み合わせる
・授業に積極的に関わる
こうした一つ一つの取り組みを、ぜひ他の生徒のみなさんにも真似してほしいと思います。
守田 智司
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