42年ぶりの母校訪問と思わぬ展開
世の中には、「タイミング」というものが確かにあるのだと、深く実感する日があります。
先日、12月18日。夕方から刈谷市で友人と会う予定がありました。せっかく刈谷まで行くならと、ふと碧南市へ足を延ばし、母校である碧南工科高校を訪れてみようという気持ちが湧き上がりました。42年前に卒業して以来、一度も訪れていない学校。青春時代の思い出が詰まった場所です。
私が通っていた碧南工科高校は、西三河の工業高校。蒲郡から片道1時間以上かけて通学していたのは、私を含めてたったの2人だけでした。JRで刈谷まで30分、さらに名鉄三河線で6駅20分。北新川駅で降りてからは徒歩12分というルート。毎日その道を通い詰めた日々が、今も鮮明に思い出されます。
とはいえ、平日の突然の訪問は学校も対応に困ります。そこで、事前に高校へ電話を入れることにしました。卒業生であること、42年ぶりの訪問であること、そしてもし可能であれば10分程度でいいので、かつて自分が学んだ環境工学科の職員室や教室を見せていただければありがたいと伝えました。
もちろん、突然のお願いなので、もし対応が難しければ無理をせずお断りいただいても構わないと付け加えました。
そして、ここから驚きの展開が待っていました。
環境工学科の職員室に電話を取り次いでいただき、担当の先生に状況を説明しました。その先生がとても親切な方で、私が42年前に環境工学科を卒業し、当時担任だった蜂須賀先生に指導を受けたことをお話しすると、なんと蜂須賀先生が現在も週に1度非常勤という形で碧南工科高校の環境工学科で教壇に立っているとのことでした!
42年の時を経ても、同じ学校で指導を続けておられるとは、想像もしていなかったので本当に驚きました。
さらに、先生は「ちょうど今、蜂須賀先生は実習中ですが、昼休みであればお会いできるかもしれません。一度確認して折り返しお電話します」とおっしゃってくださいました。あまりに嬉しい偶然と、再会の可能性に胸が高鳴り、電話を切った後もしばらく興奮が収まりませんでした。
但し、平日ということもあり、教室や実習室では生徒たちが熱心に学習しているため、見学を希望する場合には教員の付き添いが必要とのことでした。そのため、卒業生であっても見学は基本的には難しいと、丁寧かつ優しい言葉で説明してくださいました。その配慮のある対応に、むしろ安心感を覚えました。
42年ぶりの母校訪問が、ただの懐かしい思い出巡りで終わらず、恩師との再会の機会まで生まれるなんて、なんという幸運でしょうか。青春時代に戻るようなこの体験を胸に、18歳のあの頃の自分と再会しに行くことになりました。
この後の訪問の記録は、また改めてお伝えしたいと思います。
守田 智司
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