塾の原点回帰

昨日は、夕方から中1生が一人、また一人と
中部中生、塩津中生、蒲郡中生が自習室に来ました。
中には初めて自分から自習室に来て勉強する中1生もいました。
私は、彼らの勉強の邪魔にならないように
「どうして自習室に来たの?」と
1人1人に声を掛けてみると
「1時間でも家ではない環境で勉強できれば集中してやれると思って・・・・。」
「明日、実力テストがあるから、自習室で勉強しようと思って・・・。」
と少し照れながらも、きりっとした顔つきで答えてくれました。
その顔つきから、言葉を越えて多くのことを語ってくれている気がしまた。
自分からやろうとする姿はイイものです。
自分から始めれば、環境が変わります。
人は、基本的に頑張っている人が好きですからね。
マラソンでもサッカーでも、ダラダラと遊んでいる選手を応援する人はいません。
一生懸命走る人や本気でプレーする人を応援したくなります。
家庭で勉強する環境を整えることは著しく困難になっている
子供たちは家庭で1人で集中して勉強できる環境に置かれていません。
特にこの数年、コロナ禍の影響やデジタル環境の変化を受けて、
家庭で勉強する環境を整えることは著しく困難になっていると思います。
今の子供達が自宅で勉強に集中できない理由は多岐にわたります。
例えば、家にはテレビやゲーム機があり、これらが勉強の妨げとなったり、
また、兄弟姉妹や家族が別の活動をしているため、静かな環境を確保するのが難しいこともあります。
さらに、一人で勉強すると、孤立感を感じたり、やる気が減退することもあるでしょう。
加えて、インターネットの誘惑もあります。
こうした背景から、
子供たちは真逆の環境を塾に求めているのだと思います。
自習室では、意欲あるお子様たちが集まり、お互いに刺激し合いながら学びの環境を築いています。
ここで学ぶことは、自然な形で学びへの向き合い方を養っていくことに繋がります。
昨日、自習室に来て黙々と実力テストの勉強をする中1生たちを見つめながら
もう一度、塾の学習環境のデザインを見直し、
子供達が最良の学びのサポートを受けられるよう努力し続けていきたいと思いました。
塾の原点回帰。
未来義塾の成長を支えるため、共に前進していきます。

守田 智司

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