「苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。」ウィリアム・ジェームズの言葉から生徒へ伝えたいこの気持ちをブログに綴ってみた。

生徒諸君、先生
「毎日勉強しなさい」って言うけど・・・
毎朝、目が覚めた時。
今日は、どうしても歩きたくない日ってあるし、
毎日、パソコンに向かう時、
今日は、ブログを書きたくないって日もある。
歩き出せば、
「先ほど何で、なんで歩きたくないなんて思ったんだろう?」
なんて思うほど、全然歩くこと自体が苦痛だと思うことはあまりない。
ブログもいっしょ、
書き出せば「もう何を書いたらいいんだろう?」とあれだけ悩んだことが嘘のように
サクサクと文章が湧き上がってくる。
もちろん、疲れていて、歩くこと自体がしんどい時もあるし、
ブログを書こうと思っても、
全くアイデァが浮かばずに1時間もただPCの前に座っていることなんてこともある。
そういう時は、本当に苦しいものだ。
いっそのこと「もう辞めた!」全てを投げ出したくなる。
この苦しみから解放されたいと思って、逃げ出したくなる。
誰だってそういう時は、あるものだ。
勉強が得意なヤツだって、
勉強が苦手なヤツだって、
走るのが得意のヤツだって、
走ることが苦手なヤツだって、
お金持ちだって、
お金持ちじゃない人だって、
平等に誰しもにこういう「もう辞めたい」という感情は発生するものだ!
でも、成功している人、
勉強で成績を上げている人、
スポーツで結果を出している人、
そういう人で、自分の目標に向けて途中であきらめて、
努力の継続を止めてしまった人を1人も見たことが無い。
多分、彼らは
練習が苦しいから、
勉強がしんどいから、
止めてしまうことよりも、
その場から逃げてしまい、
途中で止めてしまうことの方が、何倍も、何十倍も苦しいことを知っているのだろう。
逃げ出したからといって、苦しみが消えることは無いことを分かっているのだろう。
もちろん、絶対に逃げ出すことが悪いというわけじゃない。
時として、逃げ出すことも大切。
特に、命に係わることは。
そんな時は、ささっさその場から退散すればいい。
でも、命に係わることじゃなくて、
今の自分を変えたい、
成功したい、勉強ができるようになりたい、スポーツで勝ちたいと思うなら
逃げないこと、途中でやめないことは最低条件だと思う。
逃げ出すことはいつでもできる。
苦しいから逃げるんじゃないよ。
逃げるから苦しくなることを忘れないで!
苦しいから逃げるのではない。
逃げるから苦しくなるのだ心理学者・哲学者ウィリアム・ジェームズ

守田 智司

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