1人1人と向き合う
毎朝このブログを更新した後に、自学ノートのコメント書きをしている。
コメント書きしながら、改めて、生徒1人1人のノートに書いてある字を見る。
どれだけ、インターネットの時代になっても、SNS全盛でも、パソコンやケータイのフォントじゃなくて、彼らの肉筆を見るんです。
ちゃんとした字を書いてる子は、学力向上していきます。
上手くなくていいんです。
綺麗じゃなくてもいいんです。
丁寧な字が書けてる子は、伸びていきます。
これが、雑になったり、作業になったりすると、微妙な揺らぎみたいな、落ち着かず、その子の状態が良くない兆しとして現れるものです。
塾の先生という仕事は、考えてみればずいぶん特殊なものだと思う。
仕事として向き合うものは、書類でもなければパソコンでもない。
ましてやこうしてブログを書くのが仕事ではないのだ。
考えてみれば、各家庭からお預かりしている子どもたちと来る日も来る日も一人で向き合うのが先生の仕事なのだ。
授業で、
そして自学ノートで、
自習室で、
生徒の視線のちょっとした変化を見抜くのが仕事なのだろう。
授業の内容がちゃんと理解できているのか?
授業に集中しているのか?
問題を解いていても別のことを考えていないか?
元気か?
醒めていないか?
不安じゃなのか?
いらだっていないか?
なにか困っていないか?
今日もしっかり彼らと向き合いたい。
守田 智司
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