2025年 愛知県公立高校入試【国語】を解説! 予備校分析+実際に解いた感想

今回、実際に自分でも 高校の入試問題を解いてみました。
また、佐鳴予備校・河合塾Wings東海・あかつき塾の久先生のブログ などを参考にしながら、今年の 2025年度愛知県公立高校入試(国語) について 私なりに総評をまとめました。
R07-aichi-jp
河合塾Wings東海
佐鳴予備校
あかつき塾の久先生のブログ
今年の国語の入試問題は、昨年と比べて 全体的に易しくなった という印象を受けました。
特に、文章量の減少・読みやすさ・部分点の取りやすさ が、受験生にとってプラスの要素だったと考えられます。
一方で、文章の特徴や論の進め方を問う問題 は、一定の難しさが残っていました。
① 文章量が減り、読みやすくなった
今年の試験では 文章の総文字数が昨年より減少 しており、より 取り組みやすい試験 になったと感じました。たとえば、論説文や随筆文の内容が比較的読みやすくなり、小説の代わりに随筆が出題 されていました。これにより、読解にかかる負担が軽減され、時間的な余裕が生まれやすくなった のではないかと考えます。
② 古典が「古文」に変更され、難易度が下がった
昨年までは 漢文 が出題されていましたが、今年は 古文が出題 されました。これにより、受験生にとっては 比較的理解しやすい内容 になったと思います。また、今年は マークシート方式導入後、初めて古文が出題された という点も特徴的でした。
③ 設問の難易度が下がり、部分点が取りやすくなった
今年の試験では、完答が必要な問題が減り、部分点がもらえる問題が増えた ことが大きな特徴でした。たとえば、複数の選択肢を選ぶ問題では部分点が認められるようになり、完答しなくても一定の得点が可能に なりました。この変更により、受験生にとって 得点しやすくなった と感じます。
④ 依然として難しかった「文章の特徴」を問う問題
一方で、「文章の表現の特徴」や「論の進め方」を問う問題は、表面的な読解では解答が難しく、深い理解が求められる内容 でした。特に 生徒の意見をまとめる問題 などは、しっかりと考えながら解答する必要があり、負担が大きかったのではないかと思います。
📌 まとめ
✔ 全体的に易化 → 文章量が減り、内容が平易になり、部分点の導入で得点しやすくなった
✔ 古典が漢文から古文に変更 → 受験生にとっては理解しやすく、有利な変更
✔ 部分点が取りやすくなった → 完答しなくても得点できる仕組みが導入された
✔ 文章の特徴や論の進め方を問う問題は依然として難しい → 深い読解力と論理的思考が求められた
今年の入試は、総じて「解きやすくなった部分が多かった」が、「考えさせる問題も残っていた」という バランスの取れた試験 だったのではないかと思います。
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守田 智司
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