『2023年度 愛知県公立高校入試の特徴!』教育情報セミナーの内容をまとめてみた!
コロナ禍にあったこの3年間、セミナーなどの勉強会にほとんど参加しなくなってしまった。
以前は、自分の学びのために、そして自塾の成長のために、
インプットの場を求めて、よく出かけていた。
今回多分、3年ぶりだと思う。
だから、行く前からなんだかわくわくしている自分がいました。
午前9時45分からウインクあいちで行われる講演会
セミナーの内容は、
「今春の愛知県公立高校入試問題の分析と来年度の入試予想」
2023年度に大きく入試制度が変わり、
2024年度入試に向けて,どのように対策をしていくべきか?
かなり興味がある内容だったし、
保護者の皆さんに、お子さんの進路相談の際に、しっかり応えていけるように
素直に学びたいという気持ちが高かった。
横に、3人掛けの長椅子が3列、縦には、14列ぐらい
その机の置かれた分厚い資料の入った青い色の封筒
会場には、70~80名の方が集まっていた。
『皆さん、勉強熱心だな』
あの愛知全県模試を運営している学悠出版が主宰しているセミナー
愛知県高校入試に関する情報は確か!
そして。講演者は
エデュケーショナルネットワーク 上野伸二 氏
初のマークシート方式導入となった2023年度愛知県公立高校入試を分析し,
受験生が入試本番に向けて取り組むべきポイントの解説がスタート
個人的には、
全国の都道府県の詳細なデータに基づた、
入試動向や特徴的な問題についての解説は凄く役に立った!
今回の教育情報セミナーでエデュケーショナルネットワーク 上野伸二 氏が解説していた、本当にさわりだけだが、「愛知県」2023年度公立高校入試の特徴について、ブログ用にまとめてみた。もしよろしければ、参考にしてみて下さい。
【数学】2023年度の特徴
問題構成は昨年同様。
大問3のみ数値をマークする形式で、2点問題はグラフの活用の1問のみ。
平均点は15.2点で、100点換算すると69.1点となり、
2022年の平均が100点換算すると50点代前半なので
約15点~20点程度上昇し、過去に例のない高さになった。
学校の定期テストで、平均点が約50点程度だったものが、70点になったら簡単になったと思うでしょう。
それが、今回起きたということ。
そりゃ次年度は、難しくなることは必至。
【英語】2023年度の特徴
問題は、図や表、メモのある問題が大半を占めるが、読解量はほぼ増減なし。
日本語の空所補充の問題も出題されるが、
記述が無くなったので、英作文や単語の綴りミスなどが無くなり
※この点は、大きいかな
ほぼ4択のため上位層は高得点が取れたのではないかと予想。
長文読解などは、テーマがSDGzなど難化になっていく可能性あり。
【国語】2023年度の特徴
問題構成は変化なく、「完答で正解」は3問出題。
まとめ文・参考文のある問題は、配点がそれぞれ2点。
設問がすべて選択肢のため読解量は多めでした。
今までも説明文主体の構成だったため、説明文と古典の難化には要注意。
【理科】2023年度の特徴
「ダニエル電池」は今年も出題されなかった。
過去出題された、会話形式やレポート形式はなく、基本レベルの典型題を出題されているので
それから、”完答で正解”は5問で、そのうち2問は2点問題。
選択肢は最多で、なんと10択で
計算に絡んだ問題は選択肢が多い傾向にあるようだ。
【社会】2023年度の特徴
“完答で正解””組合せ選択肢”は17問(うち1問は2点問題)。
思考力問題と知識問題をバランスよく配置。
設問はほぼ資料絡み。
資料を読み取って得た情報と知識を結びつける力が求められる。
以上が、セミナーで説明のあった「愛知県」2023年度公立高校入試の特徴です。
こちらが、過去5年間の平均点だが、100点換算していないのでわかりずらい
その点、
個別学習のセルモ 日進西小学校前教室
西尾 信章塾長のこちらの記事の方が分かりやすいので、
こちらも是非参考に!
守田 智司
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