卒業式に参加して、改めて子供の成長(教育)において、どこで学ぶか?誰から学ぶか?が最も重要なことだと改めて思った。
今日は、娘の卒業式でした。
娘にとって、
カナダの留学期間を含めると4年間もの長い月日をかけた、
様々な学びと思い出を抱えた4年間だったと思います。
高校生活の4年間のうち、
コロナ禍の真っ只中で留学した彼女にとって
決して楽しいだけの4年間ではなかったハズ。
今日の卒業式での校長先生のお話しではありませんが、
犠牲や忍耐を伴いながらも進んで「種蒔き」をした者には、
多くの収穫と喜びという刈り入れをする機会が与えられると・・・
最初多くの時間と努力を重ねて、
オーストラリアへの留学を準備をしてきた彼女にとって、
コロナのために突然、断念しなければならなくなり、
あれだけ切望していた留学の道が絶たれたその瞬間の気持ち、
いかばかりだったか・・・
その後、何度も家族で話し合い、
「コロナ禍で無理してこの時期に、留学しなくてもいいんじゃないか?」という反対する私の意見を押し切って
それでも、半年間あきらめずに、
何とか留学できる方法を模索していた
彼女の強い意志。
そして、カナダに留学後、
帰国してからの彼女の成長を身近で見ることができ、留学させて本当に良かったと思いました。
だからこそ、
卒業のするこの日
子供の成長(教育)において、
どこで学ぶか?
誰から学ぶか?が
最も重要なことだと改めて思いました。
同じ苗を植えるにしても、
良い土壌で育てるのと
悪い土壌で育てるとでは、
その後の成長は大きく異なります。
良い土壌とは、
単に、適度な柔らかさを持ち、保水性が良く、通気性・排水性が良いだけではなく、
病害虫の天敵となる生物が多く生息する土でなくてはなりません。
つまり、苗にとって優しいばかりでは、
見事な実をつけるとは限らないのです。
卒業式が終わり、教室に戻り、
担任の先生から最後のHRを親子で受けました。
担任から1人1人の生徒に卒業証書が渡され、
先生の配慮で、生徒1人1人が短くも想いのある挨拶する機会がありました。
高校で学んだ3年間の想いがぎゅつと凝縮した
彼女たちの感謝の言葉の数々
その感謝の源流が
担任の先生をはじめ、多くの先生から学んだ経験と
自分達を育み、成長させてくれた
3年間のこの学び舎の
友達と過ごした日々ということを感じずにはいられませんでした。
最期に、
卒業おめでとう!
これまでも自分のやりたいことをしっかり見極め、努力していたことを知っています。
担任の先生も最後の挨拶でおしゃっていましたが・・・
日々のなんでもない幸せを大切にし
また新たな海外への挑戦に向けて頑張ってください。
父より
守田 智司
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