退職した17年前のあの日

2005年3月のあの時のことは、忘れません。
当時勤めていた岡崎の教室を退出する瞬間、
誰もいない玄関の扉の前で最敬礼をして、しばらく動けなかった。
今まで、育てて頂いた感謝の気持ち。生徒達との別れ。
独立という新たなスタートへの期待と不安が入り乱れて、涙が溢れてきた。
私は、あの時流した涙を一生忘れません。
教室の玄関を両手でそっと閉めるあの瞬間を決して忘れません。
未来義塾は、そういった想いの固まりです。
だから、生徒の学力向上のために、
これからも新しいものを導入したり、
変えるべきことは、積極的に変えていこうと思いますが、
しかし、変えてはイケないところは、断固として変えるつもりはありません。
来年3月から始まる新カリキュラム、新指導。
大幅な変更をしますが、でもやはり
変えていいこと、変えてはいけないことがあります。
変えてはいけないものの根本にある理念、哲学。
その姿勢を継続・追求することで
お子様を預けてくださる親御さんたちからの信頼を得ている塾でありたいと思ってます。
あの日の想いを忘れずに、日々新たに進んで参ります。
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守田 智司
愛知県蒲郡市にあるMANALABO代表。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。

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