退職した17年前のあの日

2005年3月のあの時のことは、忘れません。
当時勤めていた岡崎の教室を退出する瞬間、
誰もいない玄関の扉の前で最敬礼をして、しばらく動けなかった。
今まで、育てて頂いた感謝の気持ち。生徒達との別れ。
独立という新たなスタートへの期待と不安が入り乱れて、涙が溢れてきた。
私は、あの時流した涙を一生忘れません。
教室の玄関を両手でそっと閉めるあの瞬間を決して忘れません。
未来義塾は、そういった想いの固まりです。
だから、生徒の学力向上のために、
これからも新しいものを導入したり、
変えるべきことは、積極的に変えていこうと思いますが、
しかし、変えてはイケないところは、断固として変えるつもりはありません。
来年3月から始まる新カリキュラム、新指導。
大幅な変更をしますが、でもやはり
変えていいこと、変えてはいけないことがあります。
変えてはいけないものの根本にある理念、哲学。
その姿勢を継続・追求することで
お子様を預けてくださる親御さんたちからの信頼を得ている塾でありたいと思ってます。
あの日の想いを忘れずに、日々新たに進んで参ります。