PM3:44 受験生諸!君の覚悟を聞かせてくれ!

中部中は、12月に入り中3生達の個人懇談会が始まった。
個人懇談会のため、授業は4時限目まで。
PM1:30頃までには授業が終わる。
先ほど、PM3:44
個人懇談会を終えた、中3S君が自習室にやってきた。
後期テストI が終わってから、
塾に来るときは、自転車で10分。
帰りは、上りの坂道と寒い北風に逆らいながら15分かけて通塾しているS君。
そんな彼は、夕方PM4:00過ぎには自習室に来て受験勉強に打ち込んでいる。
毎日、毎日、続けている。
S君に、個人懇談会の様子を聞いてみた。
最初に、公立、私立共に志望校を自分の口で先生にハッキリ伝えた後、
先生から最終9科目の内申点や今までの定期テストの順位、
出席・欠席日数など書かれた用紙をいっしょに見たそうだ。
2年生の時よりも内申を3UPしたS君。
それはただの数字だけではなく、
この4月から頑張ってきた8か月間の自分の足跡であり、
机に向かった頑張りや鉛筆を走らせた景色を思い出させる記憶の積み重ねのだと思う。
その後、今後のスケジュールを先生から詳しく説明を聞いて個人懇談会を終えたらしい。
最期に、個人懇談会で感じたことをS君に聞いてみた。
すると、一瞬顔つきが変わり・・・
先生や保護者の前で、自分の最終志望校を告げたこと
先生から9科目の内申について告げられたこと
いっしょにこれから受験までの予定を1つ1つ確認したこと
全てが、「いよいよ受験なんだ」と実感したことを
いつもより少し大きな声で私に話してくれました。
私は、その顔つきや声から溢れ出す言葉を聞いて
S君の姿と「覚悟」という言葉が重なりました。
ココからの3か月間、受験という困難な道のりを予想して、
それを受けとめる心構えが備わってきたんだなぁーと。
さぁ、ここからが本番!
受験生諸君、覚悟を持って共に頑張ろう。
守田 智司
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