アトランタで大工をしていた私が、なぜ塾の先生になったのか?【MORITA物語ビギンズ】

先日小6の男の子二人に33年前の私の写真を見せたんです。
古くて分厚いアルバムを引っ張り出し、1ページ1ページをめぐりながら、
「これは、33年前の蒲郡駅」
「ここからアメリカで大工をするために旅だったんだ先生は!」
「これがジョージア州アトランタのダウンタウン」
「あのコカ・コーラの本社がある南部最大の街。」
「そう、ここの郊外で大工の仕事を親方について手伝っていたんだ」
「この怖そうな風貌のおじさんたちは?」
「それは元へルスエンジャルズのバイカー・・・おっとと君たちは知らなくてもいい優しいオジサンたちね」
「先生がいくつの時の写真かって?」
「25歳!」
「1989年。」
「だから今から何年前?」
「そう、33年も前のことさ」
そうです、私がアメリカジョージア州アトランタで大工をしていた頃の写真です。
アルバムを見せている時の男の子達のテンションがメチャクチャ上がったのが分かりました。
2つの瞳がキラキラしてて、
そりゃそうですよね。
60歳近い塾の先生の33年前の若い頃は?
どんな風貌だったんだろう?
自分のお父さんより年齢が上で、もしかしたら自分のおじいちゃんに近い年齢の先生の若い頃って聞いったら・・・
どんなんだろうとって興味深々ですよね。((笑))
それも、自分達が一度も行ったことが無いアメリカの南部の風景。
そしてそこでなんで大工していたん?って子供ながらに突っ込み入れたくなりますよね。((笑))
この先生って何者?
だからいつも無口な小6の男の達が、メチャクチャアルバムを見ながら質問してくる。((笑))
笑える。
でも、この感覚って、塾の先生していて、しばらく忘れていたかもしれません。
そこで・・・
「アトランタで大工をしていた私が、なぜ塾の先生になったのか?」【MORITA物語】と題して・・・
このブログにシリーズとして、かなり詳しく綴ってみようと思います。
でぇ、最初は、この物語は、1986年夏に遡ります。
つづく・・・

守田 智司

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