受験生達に伝えたいこと(1)感謝の気持ちを忘れない
このブログを通して、未来義塾生の中3に伝えたいことを綴っていこうと思います。
最初に伝えたいことは、「感謝の気持ち」を忘れないでほしいということです。
初めての「受験」を控えて、日々不安だったり、定期テスト結果がいまひとつ良くなくて、心が揺れ動いている時も、最後は「ありがとう…」という感謝の気持ちを忘れないで欲しいのです。
不平不満を言っても仕方が無いよね。揺れる気持は分から無い訳でもないけど、自分のことを心配し、本気で応援している親には、いつも「ありがとう…」という感謝の言葉を伝えて欲しいものです。
第1志望を目指して勉強できること自体が感謝すべきことだと思います。
日本にも勉強する機会を奪われた子供達がいることをあなたは知っていますか?震災や格差のために勉強をするチャンスを奪われた子供達がいます。
日本全体でも、子どもたちの7人に1人が「貧困」と呼ばれ、希望を持って明るい未来を思い描くことが出来ない子供達がいます。
それを知っているだけで、自分が如何に恵まれた環境で勉強できているのかを理解することが出来ます。否定的な思いは誰にだってあります。でも大切なことは、それに振り回されない姿勢を身に付けて行くことだと思います。
感謝があるとないとでは、勉強に対する集中力も満足度もまるで違います。自分の置かれた環境や親に対して感謝があれば自然と丁寧かつ熱心に勉強に取り組むことができるようになります。
私も、1日の最後、家族の寝息を聞きながら、布団に入り目を閉じて必ず「今日1日、家族皆が元気で過ごし、仕事が出来たこと」を感謝して眠りについています。
母親に、父親に「うるさい」と言うよりは、「ありがとう」をどれだけ伝えれたかの方が、この受験期を君が後で振り返ったときに、本当に自分が成長できたと実感できるんじゃないだろうか。
受験生諸君、感謝することは、大切だよ!
守田 智司
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