2018前期中間テストを前にして、生徒諸君に伝えておきたい事!
大人でもそうだが、忙しかったり、疲れていたりすると自分の行動が雑になり、「ただやっている」もしくは、「やらされている」という作業だけのものになってしまう。
しかし、自分の気持ちが込められていない作業を何時間しても、満足する結果が伴うことはない。「試合に勝ちたい」という気持ちがない練習は、覇気がなく、技の向上はない。
「成績を上げたい」という気持ちがない勉強は、「わかった」「できた」という喜びはない。
まさに「忙しい」とは、心を亡くすと書く。
蒲郡中学はあと1週間後には、前期中間テストが行われる。部活は、新入部員が入部し、夏の大会に向けての練習!また、中3は修学旅行の準備と、中学生活そのものが、勉強にしろ、スポーツにしろ、本格的に始動し始めた。
多分ここからの学校生活は、本当に忙しい毎日になるだろう。「あれも、これもやらなければならない!」こうなると人間は、自分の頭の中が整理できず、混乱してしまい、主体的な行動ができなくなる。そのため、この時期、宿題を忘れる生徒、遅刻してくる生徒、安易に欠席をする生徒が増えてくる。
家庭学習に身が入らず、忙しいことを理由に勉強をしなくなる。家庭学習のベースとなる、自学ノートが「ただ、やっている」もしくは、「やらされている」という作業だけのものになってしまう。
「やらされている」から産まれて来るのは、「無気力」「無関心」だけだ。だから、意識的にこの言葉を生徒達に問いかけるようにしている。「それは、誰のためにやっているんだ」と・・・・・・
それは、誰のためにやっているんだ」と・・・・・・
「やらされている」オーラを出している生徒は、「おかあさんに言われたから」「先生に叱られるから」と、勉強している理由を他人にこすり付ける。
だから、私は「それは、誰のためにやっているんだ」という言葉をかけ、「しんどいと思うけど、自分のためなんだから、今を精一杯頑張れよ」と生徒自身に気付かせたいと思っている。
先日、生徒との個人面談中のことである。中1のある男子生徒A君に「それは、誰のためにやっているんだ?」と問いかけた、すると、A君はこう答えてくれた。
「それは、未来の自分のためです」
未来を過去に支配されるな。過ぎ去った日々はもう帰らない。未来に向けていさぎよく自分をリセットできるかどうか。これが成功への道を分ける。
石原由美子さんの言葉より
今日は、この辺で失礼致します。
守田 智司
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