【令和8年度版】愛知県公立高校・一般選抜の「面接実施の有無」と「校内順位の決め方」が発表されました!

 

愛知県教育委員会より、

 

令和8年度の公立高等学校入学者選抜(全日制課程)一般選抜に関する重要なお知らせが発表されました。

 

今回の発表では、

 

各高校で面接を行うかどうか

 

校内での合格者の順位のつけ方(校内順位の決定方式)

 

についての詳細が示されています。

 

 

面接の実施は高校ごとに異なる

 

一般選抜における面接の有無は、各高校が独自に判断して決めています。

 

つまり、面接がある高校もあれば、ない高校もあるということです。

 

出願を検討している高校が面接を実施するかどうかは、必ず事前に確認しておきましょう。

 

 

校内順位の決定方式とは?

 

校内順位とは、各高校での合否を決定するための評価の基礎資料です。

 

一般選抜では、次の2つの得点をもとに総合評価されます:

 

評定得点(調査書の学習記録の合計×2)

 

学力検査得点(入試5教科の合計:最大110点)

 

これらを高校ごとに定めた計算方式(Ⅰ~Ⅴ)で合計し、順位の参考とします。

 

 

5つの方式(Ⅰ~Ⅴ)の違い

 

方式 計算方法
Ⅰ 評定得点 + 学力検査合計得点
Ⅱ 評定得点×1.5 + 学力検査得点
Ⅲ 評定得点 + 学力検査得点×1.5
Ⅳ 評定得点×2 + 学力検査得点
Ⅴ 評定得点 + 学力検査得点×2

 

たとえば、「Ⅴ」の方式を採用する高校では、

 

入試の点数が重視される一方、

 

「Ⅱ」の高校では内申点がやや重視されるという違いがあります。

 

調査書(評定得点)と学力検査の配点の上限

 

評定得点:5点満点×9教科×2倍=最大90点

 

学力検査得点:5教科(国・数・社・理・英)×各22点=最大110点

 

どの方式が採用されているかによって、お子さまの強み(内申 or 学力)がどの程度活かされるかが変わってきます。

 

 

 

詳細情報はこちらから

 

【愛知県教育委員会 発表資料】

 

575298

 

ご家庭での進路選びに、ぜひお役立てください。

 

最後に:保護者の皆さまへ

 

入試制度は年々細かく変化しています。

 

「うちは内申が良いからこの学校が有利そう」

 

「筆記試験で勝負したいからこの方式の学校が向いている」といったように、

 

お子さまの個性に合わせた選択がとても大切になります。

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるMANALABO代表。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。