テスト前、解説の活用法!

 

テスト週間に差し掛かると、ついつい子供たちは学校の課題に対して、

 

答えをただ写したり、丸付けをしてしまうことがあります。

 

でも、それだけでは問題を解く能力は身につきません。

 

大切なのは、間違いを見つけて、それを理解し、そして修正すること。

 

そのために必要なのが、解説。

 

解説をちゃんと理解できない子供は、本当の意味で成長できないかもしれません。

 

今回はテスト前に、子供たちが学校の問題に取り組む際に役立つ解答・解説の活用法を、このブログでご紹介します。

 

 

解答・解説6つのSTEP

 

ステップ➀問題を解く

まずは、自分の力で問題を解く。

 

ステップ➁答え合わせをする

解答を見て、自分の答えが合っているか確認。

 

ステップ➂解説を読む

答えが合っていた場合も、解説を読みます。解答のプロセスを理解することが大切。

答えが間違っていた場合は、解説をしっかり読みましょう。

 

ステップ➃理解を深める

解説を読んでわからない部分があれば、その部分をもう一度よく読みましょう。

 

ステップ⑤適切な質問をする 【重要】

それでもわからない場合は、わからない部分を具体的にピンポイントで質問。

例えば「解説のここがなぜこうなるのかわからない」といった具体的な質問が良いです。

「全部わからない」と漠然とした質問は避け、具体的な部分に焦点を当てて質問するようにしましょう。

 

ステップ⑥自分で考える力を養う

先生に質問する際も、ただ答えを教えてもらうのではなく、ヒントをもらって自分で考える時間が大切。

質問の答えを聞いて終わりではなく、その後も自分で考えて理解を深めるように努めましょう。

 

 

この中で、1番重要なのがステップ5の「適切な質問」をするです。

 

理由は、至ってシンプルで、適切な質問をすることで、自分が理解していない部分を明確にすることができます。

 

質問を通じて、問題のポイントや難しい部分をより深く理解することができます。

 

また、質問をすることで、自分の考えを整理する機会が得られます。

 

自分がどこでつまづいているのかを言葉にすることで、自分の理解度を客観的に把握することができます。

 

これらのステップを踏むことで、解説を上手に利用し、学力を向上させることができます。

 

生徒諸君、分からない問題があったらまず 解説を2~3回と読み、 そしてその解説の中で理解できない場所をピンポイントで質問しよう!

 

『解説のここの部分が、なぜこうなるのか? こう考えたんだけどわからないんです』

 

なんて質問できれば最高!

 

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるMANALABO代表。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。