見えにくい力こそ、遠くへ運ぶ

ゆっくり考える子がいる。
すぐに答えられない子がいる。
話すより、書くほうが得意な子もいる。
周りと同じようにできないことで、
「できない」と言われてしまうこともある。
でも、私は知っている。
ゆっくりな子は、深く考えている。
答えを急がない子は、自分の言葉を探している。
声を出さない子も、心の中で世界を見つめている。
そんな子どもたちは、
目立たないかもしれない。
でも、ぶれない。
続ける力を持っている。
一歩ずつ、確かめながら進む。
派手じゃない。けれど、止まらない。
すぐに結果が出ない分、
その力は静かに、確かに、積み上がっていく。
焦らなくていい。
間違えても大丈夫。
コツコツと積み重ねる力は、
どんな“才能”よりも、強いから。
勉強が得意な子だけが、未来をつくるわけじゃない。
すぐにわかる子だけが、夢を叶えるわけでもない。
変化を起こすのは、
毎日、ほんの少しずつでも、
あきらめずに歩きつづけられる人。
未来を動かすのは、
一見、目立たなくても、
自分を信じて進み続ける子どもたちなのです。
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守田 智司
愛知県蒲郡市にあるMANALABO代表。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。

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