2025年 愛知県公立高校入試【社会】を解説! 予備校分析+実際に解いた感想

 

今回、実際に自分でも 高校の入試問題を解いてみました。

 

また、佐鳴予備校・河合塾Wings東海・江南市 勉強のやり方専門塾ネクサス 伊藤塾長のブログ などを参考にしながら、今年の 2025年度愛知県公立高校入試(数学) について 私なりに総評をまとめました。

 

河合塾Wings東海

 

佐鳴予備校

 

江南市 勉強のやり方専門塾ネクサス

 

 

試験の概要

 

2025年度の愛知県公立高校一般入試(社会)は、昨年と同様に 歴史・地理・公民の3分野から計6つの大問で構成 されました。

 

各分野から7問ずつ、合計21問がバランスよく出題され、 知識の正確さに加え、資料を活用する読解力・思考力・処理速度が問われる内容 でした。

 

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また、今年も 初見の統計データや資料を活用した問題が多く、単なる知識の暗記では対応しきれない設問 が目立ちました。

 

昨年と比較すると やや難化 しており、特に 組み合わせが必要な完答問題が増加(6問→11問) した点が特徴的です。

 

 

歴史

  • メモの空欄補充問題 など、単なる知識ではなく 資料を適切に読み解く力が必要な問題 が出題。
  • 「壬申の乱」「承久の乱」「大塩の乱」など、 異なる時代の出来事を関連付けて理解する力(タテのつながりの把握) が求められた。
  • ルネサンス期の「三美神」と十字軍の年代比較 など、異なる時代を見比べる問題が出題。
  • 条約と首相のセットでの理解が必要 (例:ロンドン軍縮条約-浜口雄幸)。

 

対策:
年号と出来事、関連人物を セットで暗記 し、教科書や歴史漫画を活用して 歴史の流れを整理することが重要。

 

 

地理

  • 日本地理では 略地図と統計データが有機的に関連付けられた問題 が多く、 読解力や類推力が試される構成 だった。
  • 指数を用いたグラフの読み取り が必要(2023年度と同様)。
  • 都道府県ごとの特産品・地形との関連を問う問題 が出題。
  • アジアの国々に関連した問題 では、 気候・森林面積・人口動態の読み取り が求められた。

 

対策:
「データブック・オブ・ザ・ワールド」などの資料に親しみ、 地形・気候・人口・農産品の関係を図で整理して理解することが必要。

 

 

公民

  • 経済と裁判制度に関する問題 が中心となった。
  • 訪日外国人旅行者や為替(円高・円安)をテーマにした出題 があり、時事問題への関心も必要。
  • 裁判員裁判や弾劾裁判に関する理解 が求められた。
  • 円高・円安の仕組みを単純暗記ではなく、資料をもとに判断する力 が試された。

 

対策:
時事問題を普段からチェックし、円高・円安などの経済用語を実際のニュースと関連付けて理解することが重要。

 

 

全体の難易度と今後の対策

昨年よりやや難化 し、単なる暗記ではなく 知識を応用し、複数の資料を組み合わせる力が求められた。完答問題が大幅に増加 し、正確な知識と組み合わせの判断力が重要になった。社会問題への関心を持ち、日頃から新聞・ニュースに触れる習慣をつけることが得点アップの鍵 となる。

 

総合対策:

教科書の基本を徹底 し、歴史の流れや重要用語を整理する。データや資料の分析力を高める(統計グラフや地図の読み取り練習)。時事問題に関心を持ち、社会のニュースをチェックする(円高・円安、国際情勢、裁判制度など)。問題演習を通じて処理速度を上げる(特に資料の読み取りと複数の選択肢の組み合わせ問題)。2025年度入試の特徴を踏まえ、基礎知識+思考力のバランスを意識した学習が不可欠 となる。

 

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。