令和7年度 愛知県公立高校一般入試の志願者数・倍率速報&注目校

 

本日 2月17日(月)22:30頃に

 

愛知県教育委員会の公式サイトにて、

 

愛知県公立高校一般入試の志願者数と倍率が発表されました。

 

このブログでは、三河地域の高校を中心に、各高校の志願者数や倍率をお伝えします。

 

さらに、特に注目すべき高校についてもピックアップし、詳しく解説していきます。

 

最新情報を随時更新していきますので、ぜひチェックしてください。

 

志願状況の確認はこちら↓

 

令和7年度愛知県公立高等学校入学者選抜志願者数

 

 

 

2025年一般入試募集人数・第1志願者数・第2志願者数・倍率

 

今年の志願者総数は56,928人で、昨年より2,079人減少。

 

また、第1志望として出願した受験生は31,825人で、昨年より1,135人減少。

 

一方で、2校を併願した受験生は25,103人で、第1志望者の78.9%を占めており、昨年とほぼ変わらない傾向が続いています。

 

その一方で、1校のみを志願する受験生は6,722人で、昨年より191人減りました。

 

 

倍率が高かった高校・学科は?

 

2025年度の愛知県公立高校一般入試では、特に倍率が高かった高校・学科がいくつかありました。

 

Aグループでは、市立工芸(情報)4.60倍、市立工芸(デザイン)4.35倍、豊橋南(生活デザイン)3.91倍、旭丘(美術)3.68倍、大府(生活文化)3.12倍 などが高倍率となりました。

 

また、Bグループでは、中村(普通)3.15倍、天白(普通)3.15倍 などが比較的倍率の高い高校として挙げられます。

 

これらの学校・学科は毎年人気が高く、特にデザインや美術系の専門学科では競争率が高まる傾向が続いています。

 

 

尾張学区【普通科】

 

2025年の締切倍率を見ると、ほとんどの高校で倍率が昨年より低下しています。

 

例えば、瑞陵高校は3.27→2.85、菊里高校は3.35→2.92と減少しています。

 

トップ校の倍率は依然として高いものの、昨年と比べると若干の減少が見られるのが全体的な傾向です。

 

 

 

三河学区A【普通科】

 

全体的な傾向:トップ校の倍率は低下傾向
岡崎高校(1.35倍)や刈谷高校(1.93倍)は、依然として人気があるものの、昨年より倍率が低下しました。これは、尾張学区のトップ校と同じ傾向が見られます。

 

 倍率が上昇した高校もあり!
一方で、岡崎西高校(2.00→2.18)や豊丘高校(2.88→2.95)は昨年より倍率が上昇しています。特に岡崎西高校は、第2志願者数が多く、併願の影響を受けやすい傾向があると考えられます。

 

御津あおば高校の倍率が急上昇!
御津あおば高校は、2024年の1.55倍から2025年は2.90倍へと大幅に増加しました。これは、第2志願者が94人と多く、それが大きな要因です。

 

 

三河学区A【専門学科】

2025年の締切倍率を見ると、豊橋商業高校の倍率は過去3年間で徐々に低下しており、2023年の2.22倍から2024年の2.18倍、そして2025年は1.94倍となっています。

 

しかし、依然として人気のある学校ではあります。

 

一方で、蒲郡高校の倍率は上昇しており、2024年の2.19倍から2025年は2.34倍へと増加しました。

 

志願者総数が281人と多く、特に第2志願者数が174人と高いため、併願による影響が大きいことがうかがえます。

 

また、豊橋工科高校の建築・都市デザイン学科は倍率が1.19倍から1.70倍へと上昇しており、志願者数の増加が見られます。

 

一方で、宝陵高校(看護・福祉)は定員割れの状況が続いており、志願者数が非常に少ないことが特徴的です。

 

看護科の倍率は2023年の1.82倍から2024年の1.14倍、そして2025年には0.83倍へと減少しており、志願者不足が目立ちます。

 

まとめると、豊橋商業の人気はやや落ち着きつつある一方で、蒲郡高校や豊橋工科(建築・都市)は志願者が増え、倍率が上昇。

 

逆に、宝陵高校(看護・福祉)は大幅に志願者が少なく、定員割れが目立つ状況となっています。

 

 

三河学区B【普通科】

2025年の締切倍率を見ると、小坂井高校の倍率が昨年(1.89倍)から2.17倍へと上昇しています。

 

これは、推薦選抜の影響もあり、志願者が増加したためと考えられます。

 

また、刈谷北高校は依然として倍率が高く、2.45倍と高水準を維持していますが、昨年(2.49倍)と比べると若干低下しています。

 

過去3年間の推移を見ると、2023年は2.68倍だったため、少しずつ倍率が下がっています。

 

一方で、時習館高校(1.47倍)は昨年よりも倍率が低下しており、人気の変動が見られます。

 

 

三河学区B【専門学科】

2025年の締切倍率を見ると、岡崎東高校(総合学科)や岡崎工科高校(環境・情報など)は昨年より倍率が大きく上昇し、人気が高まっていることが分かります。

 

特に岡崎東高校は2.28倍→2.33倍、岡崎工科高校(環境・情報)は1.61倍→1.85倍と、ここ数年で着実に志願者数を増やしています。

 

岡崎工科高校(都市)は2023年の0.81倍から1.47倍へと急上昇しており、3年間で大きな変化を見せています。

 

一方で、三谷水産高校の海洋資源科を除くほとんどの学科は、倍率が低く人気が低迷しているのが目立ちます。

 

特に海科(0.81倍)や情報科(0.80倍)は昨年からさらに倍率が下がり、志願者数の減少が続いています。

 

全体として、岡崎エリアの工科・総合学科は人気が上昇傾向にあり、安定して倍率が高くなっている一方で、水産系学科の志願者減少が顕著になっていることが、大きな変化のポイントといえます。

 

 

まとめ

今回の分析を通して、2025年の締切倍率の傾向として、次のようなポイントが見えてきました。

 

トップ校は倍率がやや低下傾向にあるが、依然として高い倍率を維持。

 

岡崎東高校や岡崎工科高校など、一部の専門学科は人気が上昇し、倍率が上がっている。

 

三谷水産高校の海洋資源科を除くほとんどの水産系学科は志願者減少が続いており、倍率が低迷。

 

第2志願者の増加が、一部の高校で倍率上昇の要因になっている。

 

MORITA先生
MORITA先生
今年の公立高校一般入試では、志願者総数が昨年より2,079人減少し、それに伴い多くの高校で倍率が下がる結果となりました。特に偏差値60以上のトップ校(岡崎高校、刈谷高校、時習館高校など)でも倍率が低下していますが、これは人気が落ちたというよりも、単純に受験生の数が減ったことが大きな要因です。
また、受験生の傾向として「安全志向」が強まり、確実に合格できる学校を選ぶ動きが見られます。そのため、トップ校の倍率が下がる一方で、中堅校の倍率が安定またはやや上昇するケースもありました。尾張学区の向陽高校、瑞陵高校、菊里高校などでも同様の傾向が見られ、これは地域に関係なく全体的な受験者減少が影響していると考えられます。
MORITA先生
MORITA先生

 

今回の締切倍率の分析が、受験を考えている皆さんや保護者の方の参考になれば幸いです。

 

明日には最終倍率が発表されるので、最新の情報をもとに、さらに詳しく更新していきたいと思います。

 

 

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるハイブリット学習塾/未来義塾の塾長。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。