大手予備校データで読み解く!2025年度大学入学共通テスト分析/今年の化学は難化?英語リーディングは易化?気になる分析結果をチェック
皆さん、こんにちは。
2025年度の大学入学共通テストが1月18日と19日の2日間にわたって行われましたね。
受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
この2日間、体力的にも精神的にも大変だったと思いますが、まずはゆっくり体を休めてください。
さて、今回は私も大手予備校の「河合塾」と「東進」の予想平均点をチェックしました。
それをもとに、昨年との比較や、今年の傾向を簡単にお伝えしたいと思います。
できるだけ分かりやすく簡潔にまとめてみたいと思います。
全体の予想平均点から見える傾向
まずは、全体の予想平均点を見てみましょう。
- 文系型(6教科8科目)
- 河合塾:620点
- 東進:628点
→ 東進の方がやや高めの予想です。
- 理系型(6教科8科目)
- 河合塾:630点
- 東進:639点
→ 理系も同じく東進の方が高めですね。特に理系では9点の差があります。
これらの数字は、いわゆる国公立大学の受験に必要な6教科の合計点(1000点満点)を指します。
地歴と公民は1科目として扱われています。
科目別の特徴
次に、科目ごとの予想平均点や昨年との違いについて触れてみましょう。
- 化学
今年の化学は「難しかった」という声が多いです。昨年の平均点が54.77点でしたが、これを下回る可能性が高いと予想されています。
- 英語リーディング
昨年は51.54点と過去最低点を記録しました。今年はその反動で、平均点が上がる見込みです。
- リスニング英語リスニングは昨年度(67.24点)からやや難化した可能性があります。予想平均点は東進62点、河合塾63点でした。
発表スケジュールと今後の注目ポイント
大学入試センターによる中間集計が1月22日(水曜日)に公表されます。
そして、さらに詳細なデータは1月24日(金曜日)に、最終発表は2月6日(火曜日)に行われる予定です。
また、得点調整が行われるかどうかも1月24日に発表されます。
試験直後の段階では予備校の予測が中心ですが、今後の公式データの発表をもとにさらに詳しい分析が可能になります。
今回の傾向を踏まえつつ、新しい情報も追って確認していきたいですね。
詳細は、こちらの動画解説も参考に!
今年は「凪」 ボーダーラインに要注意!予備校の意見も分かれる?2025共通テスト総括!
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2025年共通テスト講評!新課程になってからの傾向と対策を解説【高1・2生必見】
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こちらも参考にしてください!
共通テスト後から出願までの流れ 地方国公立大 岡山大学 広島大学 熊本大学 金沢大学 埼玉大学 静岡大学 信州大学 新潟大学 滋賀大学 電農
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最後に
今回は、大手予備校のデータを参考に、簡単に今年の共通テストを振り返ってみました。
全体的な傾向としては、英語リーディングが昨年より易化し、化学が難化した可能性が高いことがわかりました。
数学ではI・Aが取り組みやすく、II・B・Cはやや特徴的な出題だったように感じられます。
共通テストは毎年少しずつ変化しています。
今年の結果を振り返りながら、次に向けての準備を始めることが大切です。
例えば、得点が伸び悩んだ科目では基礎の確認に戻り、解き方の整理をしていきましょう。
特に過去問を活用し、自分の弱点を見つけることが重要です。
これからも、一人ひとりが目標に向かって努力を続けられるよう、私たちも全力でサポートしていきます!
引き続き、一緒に頑張りましょう。
守田 智司
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