コミュニティが作れるのがお祭りなんだと改めて思う。2022 蒲郡 大宮神社例大祭 清掃完了

いよいよ明日から始まる、蒲郡大宮神社例大祭。
その祭りの始まる前に、地域の皆さんが朝から清掃のために集まりました。
法被を身にまとい、掃除道具を片手に分担区域を入念に掃除をします。
またその隣では、大宮煙火保存会の方々が、明日の煙火の準備のためにコンパネを組んでいました。
その姿を掃除をしながら見ていて、いよいよ始まるんだなとワクワク。
渡御、太鼓、笛、花火など、お祭りを中心とした地域の繋がりが紡がれていく。
大宮神社の由来は・・・
蒲形、竹谷両庄開発の領主藤原俊成卿の娘菊姫は、この地に渡りきて涼ケ森に住居し、父の名を以て、
元暦2年2月19日紀州那智山の下一野郷より若一王子熊野三社大権現を勧請されたと伝えられている。
元暦(げんりゃく)は、1184年から1185年の元号で、当時の天皇は後鳥羽天皇。
平安時代から脈々と続いている祭事。
地域にはいろんな考えの人がいます。
また、コロナ禍にあっても知恵を絞って、どうしたらできるのかを模索しながら実施に漕ぎつけた今年の例祭。
先程も、各組の地域の皆さんが数十名集まり、
竹ぼうきを持って、楽しそうに落ち葉を集めている姿を目にして、
この2年間こういった光景を見ることがなかった閉ざされた日常からようやく脱却できると思ったし、
コミュニティが作れるのがお祭りなんだと改めて思います。
先日のブログで書いた「地域共生社会」の創生は、
こういった昔からの伝統文化を守る姿勢にも現れてくるのではないでしょうか?
そういった意味でもお祭りって、やっぱり面白いですね。

守田 智司

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