令和5年度愛知県公立高校一般入試 校内順位の決定方式発表【三河学区】をまとめてみた!

愛知県公立高校一般入試では、校内順位の決定における調査書の評定得点と学力検査合計得点の扱いについて、
これまでは、各高等学校の裁量により、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのいずれかの方式を選択することとしていましたが、
令和5年度からは、Ⅳ、Ⅴの方式を加えた5つの方式から選択することになっていました。
そして、先日4月28日に愛知県教育委員会より各高校の校内順位の決定方式が発表されましたね。
今日のブログでは、蒲郡市から通学可能な三河学区の各高校について、どの決定方式を選択したのかをお伝えしたいと思います。
校内順位の決定方式の選択結果
普通科105校の中では、
実力重視型のⅢが全体の34.3%、超実力重視型のⅤが全体の36.1%で、合計70.4%と当日点を重視した傾向になりました。
個人的には超実力重視型のⅤを採用する高校が、実力重視型のⅢよりも多いことに少し驚きました。
専門・総合学科91校中、均等型と呼ばれるIを選択した高校が、43校と全体の46.8%。
新しく導入されたⅣの超内申重視型を採用した高校は、13校の全体14.1%。
こちらは、意外と採用する高校が少ないと感じました。
三河学区 Ⅰの高校
蒲郡(総)・蒲郡東・豊田東(総)・御津・岡崎東(総)・一色・豊橋西(総)・幸田・安城(生)・安城南・吉良(普)
総合学科の高校が多い。
三河学区 Ⅱの高校
豊橋商業・国府(ビ)・安城農林・刈谷工科・吉良(生)・豊田工科・岩津(普)(家)
三河学区 Ⅲの高校
安城東・安城・小坂井・岡崎西・西尾東・知立東・豊橋南・豊田・鶴城丘(総)
三河学区 Ⅳの高校
岡崎工科・岡崎商業・豊橋工科・豊川工科・三谷水産
三河学区 Ⅴの高校
岡崎・刈谷・時習館・豊田西・西尾・豊田北・豊田南・刈谷北・豊橋東・岡崎北・豊丘・国府
まとめ
TOP校や二番手校までは、超実力重視型と呼ばれるⅤを採用し、蓋を開けてみると三河学区の普通科では、ⅢよりもⅤを採用した高校が多いですね。
進学校は大学の共通テストを見据えて、実力を重視した合否基準に重きを置いたのだと思います。
そういった意味で、以前よりも「内申が低くても上位校を狙える!」可能性は高くなりましたが・・・
だからといって内申が低くてもいいということではありません。
やはり、合格していく大半の生徒は、内申も、当日点も両方良い子です。
受験生諸君は、自分が志望している高校はどの決定方式なのかを確認し、
志望校合格のために、いち早く勉強に取り掛かっていきましょう。

守田 智司

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