一般入試一ヶ月前だからこそ、睡眠はしっかり!

先日、ある中3生の進路相談で夜1時まで勉強していることを聞いた。
受験が近づいて来て、覚えることがたくさんあり、少し焦ってるようで、あと少し、あと少しとどうやら寝る時間を削っていたようだ。
この時期になると、たくさん勉強しようと夜寝るのが遅くなってしまいがち。
その生徒には、「遅くても夜12時頃までには就寝するように」とアドバイスをした。
その理由は二つあって・・・
一つには、記憶には睡眠が重要だということ。
記憶は起きてる時ではなく、寝ている時に定着する。
ジェンキンスとダレンバックという二人のアメリカの心理学者が、「睡眠と記憶」について行なった実験で、睡眠をとらないほうがとっていた場合よりも忘れるのが早いということがわかった。
またこんなデータもある。
しっかりと睡眠や休息をする赤ちゃんは、「記憶力」「集中力」「適応力」 が育ち、「ストレス」「癇癪」「ぐずり」が少なくなる。
6歳~13歳までは、9時間~13時間が適切な睡眠時間。
一般的には、一般成人に必要な睡眠時間は、「質の良い睡眠時間を7時間以上」といわれている。
睡眠時間を削って覚えようとするより、記憶を脳に定着させた方が忘れにくいわけだ。
さて2つめの理由は・・・
公立高校の一般入試までおよそ一ヶ月前になり、この時期から試験本番のスケジュールに合わせることが大切だからだ。
出来る限り早起きしたいし、余裕をもって朝食をとり、学校の勉強が始まる前に少しだけでも自分の勉強の時間を確保できるといい。
ここからは、土日を利用して、本番と同じ時間に起き、一般入試の時間に合わせたスケジュールで勉強することも意識することだ。
最も集中しなければいけない時間は、しーんと静まり返った真夜中ではなく、実際に試験を受ける時間帯。
公立高校を一般入試を本番の疑似体験をすることで、朝から夕方にかけて集中力を発揮する感覚を体に覚えこませていきましょう。
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守田 智司

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