質問力で決まる
塾講師を30年以上やっていると、生徒の質問の仕方で伸びる子と伸びない子の違いがわかる。
それだけ、質問の仕方が大事。
「先生、問題がわかりません?」
「どの問題?」
「全部!」
このパターンの仕方をしてくる子は、全く伸びない。
人に聞いた方が楽だなどという怠け心から質問してしくるからだ。
だいたい、そういう生徒は、解説を読むのが面倒くさいので解説すら読んでこない。
まさに、「依存」「他力」「甘え」に他ならない。
だから、生徒が質問して来た時に、まず解説を読んできたかを確認する。
読んでなければ読むように指示。
そして、その解説内で理解できない場所はどこなのか?をこちらが質問する。
そうやってその子が解説で理解できない場所は、どこなのかを明確にするわけだ。
「解説のこの部分まで考えて理解できるのですが、次の箇所がなぜこうなるのか分からないんです。」
つまり漠然とした質問ではなく、具体的にわからない部分を説明させるわけだ。
時には、そこで簡単に教えて終わりにしないで、さらにヒントや質問返して、更に頭を使うように導く。
やはり、結局のところ頭をどれだけ使ったかで学力って決まるわけだ。
そして、こんな風に質問できる子は、必ず伸びていく。
わからない問題があったらまず解説を読む
そしてその解説内でピンポイントで質問する
質問後に、必ず自分で解き直してみる
自分で努力を重ねた上で出てきた質問を何度かしていくことで、質問力が向上し、それに比例して学力も上がる。
未来義塾では、この質問の仕方の指導を徹底していきます。
新年度生募集のお知らせ
入塾申し込み方法
もう既に、塾生のご父母から兄弟を入塾させたいと、入塾試験の申し込みを頂いています。
満席になり次第2023年度の募集は締め切ります。
入塾をご検討されているご家庭は、なるべく早く申し込みをされることをお願いします。
守田 智司
最新記事 by 守田 智司 (全て見る)
- 「感情を爆発させる力」を勉強に活かす - 2025年1月19日
- 環境が変える「やる気」のスイッチ/無言の応援者 - 2025年1月19日
- 勉強しない子が増えた理由、そして私たちができること - 2025年1月19日
- 家庭で勉強しない中学生たち—保護者の10個の『生の声』から見えてくるもの - 2025年1月18日
- 共通テスト前日、リュックと添い寝ごはんの「未来予想図」を受験生と一緒に見た!『行ってらっしゃい!』 - 2025年1月17日