学年順位が1ケタの生徒は、テスト前に学校配布テキストを何回やるのか?

未来義塾では、毎回の定期テストが終わる度に、「テスト振り返りシート」を記入して、今回のテスト反省をし、次回のテスト目標を決めている。
先日行われた、中3の学年末テストが終わり、今の受験生達にも今回のテストを振り返ってもらった。
「テスト振り返りシート」には、学校の主要テキストを何回やったかを記入する欄がある。
数学なら、数学の友。
国語なら、国語の学習。
英語なら、ジョイフルワークかGet English。
公民なら、学習整理。
理科なら、理科の学習。
そして、今回学年1ケタの生徒達が、それぞれの科目のテキストを何回解き直したか集計してみた。
Aさん1科目平均2.5回
Bさん1科目平均3.2回
Cさん1科目平均3.3回
D君1科目平均4.2回
平均3.3回!
ちなみにD君は、この受験期の1年間で内申を9つ上げている。
勉強ができる人ほど、同じ問題を繰り返し解く。
教材は、1回目で間違いを確認して、その間違えた問題ができるようになったかを確認する2回目からが本番だといわれている。
順位で1ケタの生徒は、軽く2回目を超え3回目、4回目と解き直している生徒ばかりだ。
ちなみにテキスト2回目が終わるタイミングもほぼ同じで、テスト1週間前には2回目が終わっている。
そのために、彼らは学校の主要テキストを普段から自主的に進めている。
頭がいいから、順位がいいんじゃない。
日頃から努力を積み重ね、勉強法を考え、計画したことを実行し、
人の2倍、3倍の努力を積み重ねている姿を私は自習室で毎日見ている。

守田 智司

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