名大生から高校1年生へ「文系、理系の選択で大切なこと・・・」
おはようございます、子供達のやる気を引き出し、彼らと未来を共に歩む未来義塾の守田です。
文理選択は、大学入試だけでなく将来の職業にもかかわる大事な選択。
多くの高校で、1年生の後半に選択し、2年生からは文系コース・理系コースにクラス分けされて、それに沿った教科や科目の勉強をすることになります。
「大切なことだけど、どうやって決めたらいいのかよくわからない・・・」
そんな悩みに名大生のAさんが答えてくれます。
よく言われる質問①
「理系は大変そうだから文系に行くべきか?」
一般的に理系が大変と言われる理由は文系に比べて履修する量(科目数)が多いからだと思います。
(数学Ⅲ、化学、物理もしくは生物専門など)受験に間に合わせるために2年生になると数学、理科については授業スピードがかなり早くなっていきます。
それに合わせて自分の学習量を調整していかないといけません。
そのため理系=「大変だ」というイメージがあるのだと思います。
しかし、受験について言えば、ライバルとも条件は一緒で履修するべき量は変わりません。
また、数学や理科をやりたい人については注意が必要です。
文系だと数学ⅡBまで、理科もほんとうに基礎的なことまでしかやりません。
文系から理系に変わるのは正直かなりきついです(稀にいますが)。
数学・理科を特に学びたい人は理系にいくべきだと思います。
よくいわれる質問②
「数学が得意なんだけど、、理系に行くべき?」
一概にYesとはいえません。
数学が得意だ(ここでは数学のテストの点数がただよいということで、数学を学びたい、極めたいということとは話が別です)ということは、文系にいっても非常に武器になるからです。
文系は数学が苦手な人も多く、受験においても、定期テストにおいても有利になることが多いです。
例えば、私が今通っている学部の入試配点では国、数、英の比率が同じでした。文系の場合国語、英語で差が付くことはあまりなかったため、数学が得意というのはとっても有利でした。
守田 智司
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