スイッチ
今晩は、子供達のやる気を引き出し、彼らと未来を共に歩む未来義塾の守田です。
先日の「原資①」の続きです。
実は、講習後も自習室に残り、黙々と受験勉強していたのは中3Aさんだけではありませんでした。
正確にいうと、講習後一度帰宅し、自宅で食事と休憩をはさみ、2時間後に自習室に来た中3のBさん。
そんな中3のBさんにもAさんと同じ質問を投げかけてみました。
するとBさん、心の中の言葉を探すかのように少し考え、こう笑顔で応えてくれました。
その彼女のこたえを聞いた時、ああなるほどと思えました。
Aさんの場合、志望校合格のために今日何時間勉強したというより・・・
「今日この問題が解けるようになった。」
「今日何問解けくことができるようになった。」
つまり、目標が何時間勉強するではなく、できるようになることなんです。
だからできるようになるために問題に取り組んでいたら結果的に、講習会後も1人黙々と自習室で勉強していたというわけです。
学ぶことが、そしてできるようになることが面白く感じられる。
それが今のAさんのモチベーションの原資なんです。
守田 智司
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