1日ひとつ、変えてみる

昨日は、自習室のテーブルを無くしてセンターにオリーブの木を置いてみた。
テーブルを取り除くだけで、空間が拡がりシンプルで居心地の良い雰囲気になるものです。
キレイで居心地の良い雰囲気の場所だと何時間でも勉強ってできるもの。
子どもにとって快適な環境を整えてあげるだけで、学習意欲が大きく変わります。
塾では、こんな風に些細なことですが「1日ひとつでいいから、変えてみる」を実践しています。
日々の行動や心構えに小さな変化を起こすだけで、大きな変化を手にすることができる。
1日たった1つの変化でも、1年で365個の変化をもたらせてくれるからです。
小さな変化でも、十分気持ちを浮き立たせ、想像力を膨らませる効果がある。

なかなか、人は新しいことに挑戦したり、ダイエットひとつにしても続けることができないものです。
それは、私たちには現状維持の「ホメオスタシス」が働いているからです。
ホメオスタシスとは、今までの状態を保とうする力。
例えば、人は体温が上昇すると、汗をかき、体温が低下するとガタガタと震え一定の体温を保とうとする。
それと同じで、多くの人が変わりたいといいながら、変わらないのは今までの生き方を守ってしまうからです。
だから、いっきに変えようとか、大きく変えようと思わず、1日1つ、小さな変化を心がけること。
無理なく、ハードルを低くすれば継続することも変えることも負担ではなくなります。
変化は自分でこしらえるもの。
自分から変えようとしないから変わらないのです。
前向きに、無理せず、小さく、1日1つ変えてみる。
そうすれば、CHANGEはやがてCHANCEに代わってきます。
[They Long To Be] Close To You · The Carpenters Close To You ℗ 1970 A&M Records
守田 智司
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