【実質倍率0.98倍】|令和8年度 愛知県公立高校一般選抜 志願状況 と三河学区の主な高校の倍率

今年の出願状況が発表されました
令和8年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)の一般選抜出願状況が、2月16日に締め切られ発表されました。
まず全体像です。
志願者総数:53,196人(昨年度 56,928人)
志願者実数(第1志望者数):30,230人(昨年度 31,825人)
実質倍率(第1志望ベース):0.98倍(昨年度 1.03倍)
今年は、実質倍率が1倍を下回りました。
これは非常に大きなポイントです。
令和8年度愛知県公立高等学校入学者選抜
学科別の特徴と倍率動向
■ 学科別で倍率が高かったもの
美術科:3.27倍(昨年度 3.68倍)
外国語科:2.55倍(昨年度 3.00倍)
体育科:2.10倍(昨年度 1.95倍)
理数科:1.78倍
工業科:1.57倍
商業科:1.50倍
特に美術科は今年も突出して高倍率でした。
専門性の高い学科は依然として人気です。
■ 倍率が1倍を下回った学校・学科
21校1校舎30学科で1倍未満となりました。
例:
守山 普通科 0.72倍
宝陵 福祉 0.51倍
田口 普通科 0.06倍
地域差がはっきり出ているのが特徴です。
都市部と郊外・山間部で明暗が分かれました。
令和8年度の特徴的な変化
今年の大きな特徴は3つあります。
① 志願者総数の減少
昨年度より約3,700人減少しました。
中学生人口減少の影響が明確に出ています。
② 2校志願者の割合が低下
2校志願者:76.0%(昨年度 78.9%)
安全志向よりも、1校に絞る受験生が増えています。
③ 実質倍率が1倍割れ(0.98倍)
全体としては入りやすい状況に見えます。
しかし、学校ごとの倍率差は非常に大きいのが現実です。
これが今年最大のポイントです。
令和8年度 三河学区 Aグループ 主な高校 締切倍率一覧
| 高校名 | 一般選抜等 募集人員 | 第1志願者数 | 第2志願者数 | 締切時倍率 | 昨年度 締切時倍率 | 増減 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 岡崎高校 | 360 | 440 | 4 | 1.23 | 1.35 | -0.12 |
| 岡崎西高校 | 293 | 252 | 458 | 2.42 | 1.18 | +1.24 |
| 刈谷高校 | 346 | 645 | 5 | 1.88 | 1.93 | -0.05 |
| 安城高校(普通科) | 192 | 183 | 316 | 2.60 | 2.56 | +0.04 |
| 豊丘高校 | 128 | 99 | 351 | 3.52 | 2.95 | +0.57 |
| 豊橋商業高校 | 120 | 187 | 33 | 1.83 | 1.94 | -0.11 |
| 国府高校(普通科) | 238 | 232 | 270 | 2.11 | 2.02 | +0.09 |
| 蒲郡高校 | 140 | 102 | 162 | 1.89 | 2.34 | -0.45 |
| 御津あおば高校(普通科) | 47 | 43 | 69 | 2.38 | 2.90 | -0.52 |
令和8年度 三河学区 Bグループ 主な高校 締切倍率一覧
| 高校名・学科 | 一般選抜等 募集人員 | 第1志願者数 | 第2志願者数 | 締切時倍率 | 昨年度 締切時倍率 | 増減 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 岡崎北高校 | 286 | 373 | 230 | 2.11 | 2.09 | +0.02 |
| 幸田高校 | 173 | 125 | 89 | 1.24 | 1.13 | +0.11 |
| 刈谷北高校(普通科) | 279 | 289 | 332 | 2.23 | 2.45 | -0.22 |
| 刈谷北高校(国際探求) | 24 | 42 | 5 | 1.96 | 2.32 | -0.36 |
| 安城東高校 | 306 | 349 | 99 | 1.46 | 1.56 | -0.10 |
| 西尾高校(普通科) | 259 | 326 | 146 | 1.82 | 1.74 | +0.08 |
| 時習館高校 | 287 | 349 | 72 | 1.47 | 1.47 | ±0.00 |
| 豊橋東高校 | 288 | 445 | 11 | 1.58 | 1.48 | +0.10 |
| 小坂井高校 | 188 | 109 | 272 | 2.03 | 2.17 | -0.14 |
| 蒲郡東高校 | 128 | 79 | 66 | 1.13 | 1.55 | -0.42 |
| 三谷水産高校(海洋科学科) | 17 | 24 | 2 | 1.53 | 0.81 | +0.72 |
| 三谷水産高校(情報通信科) | 26 | 11 | 16 | 1.04 | 0.80 | +0.24 |
| 三谷水産高校(海洋資源科) | 18 | 30 | 7 | 2.06 | 2.13 | -0.07 |
| 三谷水産高校(水産食品科) | 22 | 29 | 4 | 1.50 | 0.88 | +0.62 |
令和8年度 三河学区 普通科・専門学科の倍率動向分析
■ 普通科の動向について
今年度の普通科を見ると、二極化の傾向がより鮮明になっています。
上位校・進学校では依然として高倍率が続き、
一方で中堅層では学校ごとに増減の差が見られます。
- 上位進学校は安定して高倍率を維持
- 人気校は2倍前後を維持し競争継続
- 一部の学校では昨年度より倍率が緩和
- 志願変更の影響を受けやすい状況
普通科は選択肢が広い分、
「とりあえず普通科」という選択も一定数あります。
しかし近年は、
将来の進路を見据えて専門学科へ向かう生徒も増え、
志願動向に変化が出ています。
■ 商業・工業・水産など専門学科の動向
専門学科では、昨年度1倍前後だった学科が
今年は1.5倍以上へ上昇するなど、
明確な人気回復が見られます。
- 情報系・資格取得系は安定した人気
- 就職直結型学科の評価上昇
- 専門性を早く身につけたい志向の高まり
- 普通科高倍率を避けた戦略的志願も増加
特に三谷水産高校では、
海洋科学科や水産食品科が大きく上昇しました。
これは専門分野への関心が確実に高まっていることを示しています。
保護者の皆さまへ 〜学びの視点から〜
倍率は確かに気になる数字です。
しかし、倍率は「入口」の指標に過ぎません。
普通科は進路の幅が広い。
専門学科は専門性が早く身につく。
どちらが良い・悪いではなく、
お子さまの特性と将来像に合っているかが最も重要です。
これからの時代に求められるのは、
偏差値だけではなく、
主体的に学び続ける力です。
入学後の3年間でどれだけ成長できるか。
どの環境なら自分らしく努力できるか。
進路選択とは、
学校を選ぶこと以上に、
「学び方を選ぶこと」だと私は考えています。
受験生のみなさんへ 〜本気で伝えたいこと〜
倍率が高い。
倍率が下がった。
そんな数字を見て、
不安になったり、安心したりしていませんか。
でも、忘れないでください。
倍率はあなたの価値を決める数字ではありません。
大切なのは、
「どの学校に入るか」ではなく、
「入ったあと、どう学ぶか」です。
普通科であっても、
専門学科であっても、
本気で取り組む人は必ず伸びます。
逆に、
倍率が低くても、
覚悟がなければ成長はありません。
受験はゴールではありません。
スタートです。
数字に振り回されるのではなく、
自分がどんな3年間を過ごしたいのか、
どんな大人になりたいのか、
そこを真剣に考えてください。
努力は裏切りません。
ただし、
「本気の努力」だけが、
未来を変えます。
逃げずに向き合った人だけが、
合格よりも大きなものを手にします。
さあ、
最後までやり切ろう。
私は、
あなたの挑戦を本気で応援しています。
守田 智司
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