肩の力を抜いてみたら・・・

 

 

最近、少しずつ肩の力を抜いてブログを書けるようになってきた。

 

前は、SNSで塾のことを発信しなきゃとか、FacebookやInstagram、Xにもきちんとアップしなきゃって、どこか気負っていた。

 

「しなければならない」という気持ちに自分で自分を縛っていたのだと思う。

 

でもふと、何のために書いているのかなって思った。

 

もちろん、もっとMANALABOについて多くの人に知ってほしいという気持ちはある。

 

けれど、それだけじゃない。

 

もっと根っこにあるものを見つめたいと思った。

 

だから、毎日SNSに投稿するのをやめてみた。

 

発信を止めたら、逆に気持ちがすっきりした。

 

考えてみれば、ブログは自分の思いや考えを言葉にする場所だった。

 

感情や思考を「言語化すること」。

 

それは、教育的な視点から見ると、自分の内面を“見える化”する学びでもある。

 

生徒にもよく話す。「自分の言葉で説明できる」というのは、理解が深まった証拠だって。

 

だからこそ、大人である自分も学び続けたい。ブログを書くことは、僕にとっての学習そのものだと思っている。

 

 

一方で、心理学的に見れば、SNSへの「義務感」がストレスになるのは自然なことだ。

 

人は、誰かに評価されることばかりを気にしすぎると、自分自身との対話を失ってしまう。

 

だからこそ、一度距離をとって、「他者の評価」ではなく「自分自身の思い」に軸を戻すことが大切だ。

 

それが、自分らしくあるための「自己一致(self-congruence)」につながっていく。

 

 

最近は、ただ素直に感じたことや考えたことを、無理なくブログに書くようになった。

 

そして、そこに教育や心理の視点を添えると、誰かにとって少しでも参考になることがあるかもしれないと思っている。

 

 

音楽も、そんな気持ちを支えてくれる。

 

そのときの感情に合う曲を紹介して、その中の英語のフレーズを見つけてみる。

 

それが自分の英語の勉強にもなるし、心にも響く。

 

曲の奥にあるメッセージを感じながら、それを英語で紹介するのも面白い。

 

最近はデザイン画像もシンプルにしていて、それが今の自分にはしっくりくる。

 

どこかで「ちゃんと作らなきゃ」と思っていた自分を手放して、もっと素直に表現することの楽しさに気づいてきた。

 

書くこと、音楽を選ぶこと、デザインを作ること。

 

どれもが日々の生活の中で、静かに、自分を支えてくれている。

 

それが、今の僕にとっての「表現」なのだと思う。

 

 


 

 

“This Is Me” は、2017年公開の映画『The Greatest Showman』のために、作詞・作曲家のベンジ・パセック(Benj Pasek)とジャスティン・ポール(Justin Paul)が手がけた楽曲で。

見た目や生き方に悩む人々が自分自身を肯定し、「これが私だ」と堂々と世界に叫ぶ力強い自己肯定のアンセムとして世界中で共感を呼び、ゴールデングローブ賞最優秀主題歌賞を受賞。

アカデミー賞にもノミネートされ、世界中のチャートやYouTubeなどで数億回再生されるなど大ヒットを記録し、多様性と自尊心をテーマにしたこの歌は、傷つきながらも自分を隠さず生きる勇気を与えてくれるメッセージソングとして、多くの人々の心を動かした。


I am brave, I am bruised,
I am who I’m meant to be, this is me.

I’m not scared to be seen,
I make no apologies, this is me.

私は勇敢で、傷ついている。
でも、これが私。本来の私の姿。

見られることを、もう恐れない。
私は私を謝らない。これが私。

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守田 智司

愛知県蒲郡市にあるMANALABO代表。10代で愛知県から大阪、東京まで自転車で走破!大学中は、バックパック1つで、アメリカ1周。卒業後、アメリカ・アトランタにて「大工」を経験。帰国後15年間、大手進学塾の教室長・ブロック長として教壇に立ち、2005年独立。 大型自動二輪、小型船舶2級免許所得。釣り、ウォーキングが好き!作家は、重松清さん、音楽は、さだまさしさんが好き。「質より量より更新頻度」毎日ブログを更新しています。