7月から週休二日制導入

未来義塾は、開校して16年目ですが、初めて先月から週休二日制になりました。
未来義塾の保護者の皆様には、6月の時に保護者会や個人面談で既にお伝えしています。
週休二日制を導入した理由としては、今年の2月と5月にメニエール病を経験し 、自分の体調と仕事のバランスをうまく調整しなければならないと考えたからです。
自身が病気になって、初めて塾を臨時休校にした時、「うまくいかない」 ことも想定の範囲内に入れて、1ヶ月のうち3日か4日はゆとりを持たせたスケジュールを立てないといけないと感じました。
つまり、塾の予定にもハンドルに「あそび」がある状態にしょうと考えたわけです。
ハンドルのあそびとは、機械の連結部分に少しゆとりがあることをいいます。
もしハンドルにあそびがないと、少し操作するだけで、車が急に曲がることになります。
つまりちょっとしたハンドルの操作ミスが、ダイレクトに事故に繋がるわけです。
あえて余裕を作ることで、事故を防ぐ効果があり安全運転ができます。
仕事の上でも、車のハンドルのように「あそび」が大切なんだと思いました。
年を重ね、体力、気力が落ちてきたなら、ある程度のアクシデントはいつでも起こりえると考え、そういったイレギュラーを想定内に組み入れて予定を立てる。
そのための週休二日制導入というわけです。
週休二日制導入をしてから、すこぶる調子がいいですね。
今まで週1日、テスト期間などは1日も休みが無いなんてことが多々ありましたから、
余裕を持って仕事をすることができるようになりました。
この16年間、教室掃除から、帳簿に、広告作成に、授業に、なんでもかんでも1人で仕事をしてきましたから、もう朝から晩まで1日中塾に張り付いて仕事をしていました。
週休二日制を導入してもやる量は、変わりませんが、分散してこなすことが出来るようになっただけでも全然違います。
そして何よりも心のゆとりが違うかな。
あと本を読んだり、勉強する時間が増えたことが凄く嬉しいです。
なんというか、今まで放電するばかりだったのが、充電する時間が持てるようになったのが大きいです。
これでやっと今まで温めてきた新しいプロジェクトが進められます!

守田 智司

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