才能はあるものではなく、創るもの

早いもので7月が終わろうとしている。
夏休みも10日間が過ぎ、中3夏期講習会は昨日で8日目が終了した。
毎年のことだが、その日の夏期講習が終わると希望者はそのまま自習室に残り、夏休みの宿題や受験勉強に取り組んでいる。
居残った受験生達が、30分過ぎ、1時間過ぎ自分で決めた課題を終えると、1人また1人と帰宅していく。
でも、そんな中、毎日3時間の講習を終え、そこから2時間自習室で居残りして勉強している生徒達がいる。
たいがい最後まで勉強している生徒は、学年順位で上位の生徒達が多い。
よく「天才だとか才能があるからあの子は勉強ができるんだ」と言う人がいますが、
私は、最後まで居残りして机に向かって頑張っている生徒達の姿を間近に見ていて、
才能はあるものではなく、自らが創るものだとつくづく思う。
毎日の積み重ねが自然にできることがやっぱり才能じゃないかな。
「あいつは頭がいいからできるんだ」と決めつけている人は、学びがそこで止まってしまう。
優れた才能をつくるために最も大切なことは、何度も何度も繰り返してやる、ということだし、人の見えないところでの努力だと思う。
才能は、生まれ持ったものではなく、何度も、何度も繰り返しの練習の中で、できるようになったものが才能で、
まさに才能は、努力によって引き出されたもの。
地道な努力こそが才能を引き出す鍵なのだろう。
それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。
絶え間なく、粘り強く努力する。
これこそ何よりも重要な資質であり、成功の要といえる。
トーマス・エジソン


守田 智司

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