2021大学入学共通テスト「リスニングが激変」
「個別指導」「小集団指導」そして、「オンライン授業」の良さを取り入れ、子供達のセルフエスティームを高め、やる気を引き出し、生徒の未来を共に築く未来義塾です。
おはようございます、未来義塾の守田です。
その話を聞いて、共通テストについてそして、「2021年の大学入試を振り返って」ポイントとなることを調べ、このブログで何回かに分けて皆さんにわかりやすくお伝えできればと思います。
まず、第1回はその共通テストで激変した英語リスニングついてです。
配点比率で大きく変わった英語リスニング!
リーディング(比率) | リスニング(比率) | |
2020年度まで | 80% | 20% |
2021年度から | 50% | 50% |
共通テストは全教科、実用的な問題が増加する中、激変したのは英語のリスニングでした。
英語は、リスニングの比率が 20%⇒50% 増加
配点でいけば、リーディング200点→100点 リスニング50点→100点
計200点(リスニングの比重が増えた)
では、比率が20%から50%まで増えたリスニングについての特徴についてみていきましょう。
リスニングの特徴
実際に受験したアルバイト講師も、模試や練習していた過去問と比較して、問題によっては、読み上げスピードが速いものや後半の大問から1回読みの設問が多いため、聞き漏らしに注意しないといけないと言っていました。
あと、アメリカ英語以外、つまりイギリス英語や非英語圏の英語発音なども混じり出題されたそうです。
普段から英語を聞くことに慣れていないと難しいですね。
・配点が増えた分、問題数が大幅増加し、第3問以降の音声は1回しか流れない。
・円グラフや表の空欄を埋める問題、ミュージカルに関する4人の評から条件に合うものを選ぶ問題などいろんなジャンルや形式で出題されているので、多様な素材に触れておく必要がある。
リスニング練習は高1から始めよう!
共通テストの英語の配点の半分は、リスニングなのですから高1からリスニング力を付けていくことが重要になります。長文読解と同じように、高1から対策を始めていきましょう。
以下にリスニングの対策について6つのポイントを示しておきます。
(1)「1回読み」と「2回読み」が混在するので、模擬試験を受験し実戦的な問題に取り組み、形式に慣れておく。
(2)イギリス英語や非英語圏の英語発音も登場するので多様な音声にも触れておく。
(3)スクリプト(読み上げ文)をすぐには見ず、同じ音声を何度も繰り返し聞く。
(4)聞き取れない音があったら特に意識して何度も聞く。
(5)単語を学習する時に、口に出して発音する。いわゆる「音声」と合わせて覚える。
(6)円グラフや表の空欄を埋める問題などもあるので、聞いたこととを書き取るディクテーションの訓練をするといい。
今日は「2021年の大学入試を振り返って」の第1回として、共通テストで激変した英語のリスニングについてお伝えしました。
まだまだ、お伝えしたい「浪人生減」、コロナの影響で「地元志向」、「私立全体で志願者数前年比12%減」などをこのブログでわかりやすく紹介していきたいと思います。
守田 智司
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