今日1日を生きる

私は、寝る前に静かに家族の寝顔を見ながら感謝の祈り捧げている。「今日も、健やかに家族が生きることができました」と・・・特に今年はこの新型コロナ感染が拡がり、1日1日を無事に生きられたという思いが強いのだと思う。
出来ないことを1つ1つ挙げて嘆くよりも、コロナ禍でも、できたことを1つ1つ数えて感謝することの方が前向きな生き方だと思う。
今日という日は、昨日から持ち越されてきたものと考えるのか?明日から借りてきたものと思うのか?どう感じて生きるのかで、生き方自体が変わる。365日1日として同じ日はないのだと思うと精一杯生きないと、今日がもったいない。自分の人生の中で、今日という日は、たった1回。どう使うか?どう生きるか?どう過ごすか?は自分次第。
若い時は、「生きる意味とは何か?」なんてことばかり考えていた。でも、今は生きていることのほうが大事だと思うし、頑張っていることのほうが大切だと感じている。
また、若い時は外見ばかりを気にし過ぎて、お金や時間をかけていたが、今はしわが増えた分、しんどいこと辛いことの方が中身を磨いてくれるし、そこから滲み出てくるものがその人の魅力なることにもわかった。
結果だけにとらわれない。成功だけに執着しない。どれだけ自分が成長できたのか?そんなことを意識した生き方を今日1日もしたいものだ。

守田 智司

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