今日も晴天ナリ 講師達の成長と教える技術の向上

おはようございます、澄んだ秋空に浮かんだ巨大な白雲の写真。先日市内で撮影したものですが、その大きと鮮やかさにしばし時間を忘れ、空に目を奪われた未来義塾の守田です。
さて、塾の先生という仕事を30年間も続けていて、嬉しい瞬間というのがあります。
1つは、なんといても受験生達が1年間耐え忍び第1志望の高校に合格した瞬間に立ち会えた時。
そして、もう一つは、子供達が成長を目にした時でしょうか。
でも、最近はもう1つ増えていて・・・
それは講師達が試行錯誤をしながら、子供達と真剣に向き合い、時には失敗を重ねながらも、子供達と共に成長している姿に出会えたときですね。
うちには、峯村先生と荒島先生の二人の講師がいます。
二人とも将来教育関係の仕事を目指している大学生で、もう2年近くうちの塾で生徒達に勉強を教えています。最近彼らを見ていて「教えることが上手くなったな!」と感心しています。
「教えることが上手い」とは?
「教えることが上手い」とはどういうことでしょうか?
数学の二次関数が上手く説明できるといった教務的なことはもちろんですが、私は生徒の心のコップを上向きにすることができることに他ならないと思っています。
いくら学習内容が上手く説明出来たとしても、やる気の無い生徒、つまり心のコップが下向きになっている生徒には、一生懸命、説明したとしても、心のコップに知識という水を注ぐことはできません。
このことを理解していない先生ほど、一生懸命説明をするのですが、熱心に説明すれなするほど、生徒 には届いていません。
最近、峯村先生、荒島先生を見ていると思うんです。「教えることが上手くなってきたなぁー」と・・・・
例えば、授業前の生徒との何気ない生徒達との雑談から、気持ちをリラックスさせ、乗せるというのかなぁー、ある程度生徒の気持ちをほぐしてから、説明を開始したりしています。
小さな気遣いですが、子供達をよく観察していないとできないことだったりします。
また、教えている途中で、生徒の姿勢が悪くなっているさりげなく注意したり、テスト週間に入るとテストに向けて一緒に目標を定めてから、教え始めたりしています。
生徒をよく観察し、生徒のコップは下向きなのか?上向きなのか?それをしっかり見定めをしてから、教え始める。
「教えることが上手い」とは、実は生徒のコップの向きを見定める観察力だったり、それを修正する指導力だったりします。
昨日の荒島先生の生徒へのハンドリング。そして、教えている時の雰囲気が本当によかったですね!
さて、残り2週間で前期期末テストが始まります。講師達と一緒にテストに向けて今日も頑張りマス!

守田 智司

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