「勉強しなさい!」と言うのではなく、この時期受験生達のモチベーションを高める活動が塾内に溢れるようこんな声掛けをしています。
おはようございます、卒塾生達のセンター試験1日目の結果がどうだったか?心配な未来義塾の守田です。
中3の受験生達には、この時期「勉強しなさい!」という言葉はなるべく言わないようにしています。受験生といってもいろんな子供達がいます。
未だに受験生として、危機感を持てず、充分に机に向かうことができない生徒。
そんな生徒には、危機感が持てないからといって「受験まで、あと何日だぞ」といった危機感を煽るだけでの言葉を投げかけません。
特に男子は、「勉強しなさい」と言われて勉強を頑張るものではありません。私もそうでしたが、やろうと思った時に、「勉強しなさい」と言われたときは必ず反抗してしまいました。
イライラ、ガミガミ言ったところで、子供は言うことを聞きませんよね。
言ってもしない、言わなくてもしないなら言うだけ険悪になります。ですから、私はそんな生徒には、「質問」を投げかけるようにしています。
たとえば・・・・
- 入試に向けてやってきたことは何?逆にやらずに放置してきたことは何ですか?
- 志望校合格のために現在自分に足りないものは何だと思いますか?
- 志望校合格のために家庭内で邪魔するものがあるとするならば何?
- じゃ、その邪魔するものをいつまでに、どうしますか?
- 合格するために何が必要?
「ああしろ!」「こうしろ!」と言う前に、まず本人に考えさせることだと思います。いわゆる自分をかえりみることで、自分の言動の善し悪しを考えさせることが大切。
それでも甘えが出てしまい、勉強を前向きに捉えることが出来ずやれない時には、「強権を発動」することもやむえないこともありますけどね。(笑)
塾では、こういった生徒自身に考えさせる言葉掛けを意識して実施しています。
未来義塾は、「ただ教えるだけ」の場所ではありません。塾で大切なのは、「どのようにアプローチすれば生徒が勉強するのか」ということに焦点を当てて学習指導をしています。
受験まであとわずか。
この時期、生徒の学習に対するモチベーションを高める活動が塾内に溢れるように講師達と受験生達への声掛けをしっかり行っていきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
2019年度大学入試センター試験、平成最後のセンターも2日目!卒塾生のみんな!受験生のみんな頑張れ!
守田 智司
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